中学受験の子どもが陥りやすい「慌て者さん」
❤︎たくさん勉強しているのに成績が伸びない
「たくさん勉強しているのに成績が伸びない」
とか、
「ミスばかりするので点数が上がらない」
とか
でも、
彼らが勉強をさぼっているかといえば、
そんなことはありません。
むしろ、
毎日長い時間机に向かい一生懸命取り組んでいます。
❤︎ 「慌て者さん」
中学受験をするためには、
時間や大量の宿題に追われ、
毎日「慌て」ながら勉強を繰り返しています。
この「慌てる」ことに問題があります。
❤︎問題文をしっかり読まない
「慌て者さん」の大きな特徴は、
「問題文をしっかり読まない」ことです。
「問題文を読んで問題を解くのは当たり前」ですが、
「慌て者さん」は、
算数の問題を一瞥しただけで解き始めてます。
「多分これは○○算のはずだ」と当たりをつけ、
数字だけを拾って解こうとします。
❤︎視線は「先へ、先へ」
視線は常に「先へ、先へ」と急いでいます。
そのため、
問題を解くために必要な条件や正解へのヒントを読み落としてしまいます。
目の前の問題を解きながら、
大量の問題を相手に、
何かに追われているかのように、
視線も気持ちももう次の問題へ向かっているような読み方です。
❤︎「慌て者さん」の気持ち
「慌て者さん」の気持ちの中では、
正解することよりも、
勉強を終わらせることが目的になっています。
❤︎「慌て者さん」の勉強の仕方チェックテスト
❶ケアレスミスが多い
❷しっかりと読まずに問題を解いている
❸不機嫌にイライラしながら学習している
❹わからない問題に出くわすとすぐにあきらめてしまう
❺よく当てずっぽうの答えを書く
❻「なぜこう書いたの?」とたずねると屁理屈を言ってキレ気味になる
❼文字や数字を雑に書く
❽書くことを面倒がる
このリストに当てはまるものがあれば、
毎日の学習習慣を親子で見直しましょう。
❤︎まとめ。中学受験の子どもが陥りやすい「慌て者さん」
「慌て者さん」は、
心の中で問題に追われています。
だから、
家庭学習で
慌てて雑な字を書いてケアレスミス
式や図を書くのを面倒がり、当てずっぽう
間違いを指摘すると屁理屈を言ってキレ気味
子どもの思いを聞いてあげましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます