清水潔著
「騙されてたまるか 調査報道の裏側」
『桶川ストーカー殺人事件 遺言』『殺人犯はそこにいる』が
話題沸騰中の著者・清水潔、待望の新作ノンフィクション!
国家に、警察に、マスコミに、もうこれ以上騙されてたまるか!
警察よりも先に犯人にたどり着き、
その怠慢捜査を暴いた桶川ストーカー殺人事件。
冤罪と〝真犯人〟の可能性を示唆した足利事件。
いずれも社会を大きく動かした調査報道である。
この2つの報道で名を馳せた一匹狼の事件記者が、〝真実〟に迫るプロセスを初めて明かす。
白熱の逃亡犯追跡、殺人犯との直接対決、執念のハイジャック事件取材、
〝三億円事件犯〟や〝時効〟との闘い、記者クラブの妨害など、
写真週刊誌「FOCUS」時代から、30年以上の取材経験を
余すところなく盛り込んだ、手に汗握るドキュメント。
凄絶な現場で格闘しながらつかんだ、真偽を見極める力とは?
誰のための、何のための報道か――その原点を問う、記者人生の集大成!
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旅中あっと言う間に読了。
両親にも読んでもらうべく進呈しました。
帰りの電車で普段だったら100%寝る父もずっと読んでた。
恥ずかしながら私には確たる思想や信念がなくて
でも何かを考えなければならないと途方に暮れつつも、
信頼できる人の考えに触れようと思う時に、
ぱっと思い浮かぶのが両親とこの著者だったりするのでした。
ありがたいことにツイッターでつぶさに主張も読むことが出来るし。
ほんとおすすめ。
これと合わせて、ストーカー事件と、足利事件のも読んだ方がよい。