文政十年。「南総里見八犬伝」執筆中の滝沢馬琴(加藤健一)の、
息子・宗伯のもとに嫁いできたお路(加藤忍)。
高名な先生のお家と安心しきっていたが、そこはとんでもない家だった!!
一癖も二癖もある滝沢家の人々とのしっちゃかめっちゃかな毎日の中で、
読み書きのできなかったお路が、目を患った馬琴に文字を教わりながら
「八犬伝」を脱稿へと導く―――。
加藤健一事務所
滝沢馬琴が盲目になった時に
口述筆記を引き受けたのが息子の嫁、
漢字も書けないお路だったというエピソードがすごいとずっと思っていて、
そこに焦点を当てた、山田風太郎の八犬伝も好きなので、
これを舞台でやるからには行かずにはいられないと行ってきた。
面白かったー。
舅とヨメの悲喜こもごも。
嫁さん役の加藤忍さんは、
私が旅から帰ってきた時、
恐らく両親が、
「娘の安否」
「孫の成長」
・・・の次ぐらいに心に留めていた
韓国ドラマ「トンイ」のトンイ役の声をやっていた方で、
帰国後、実家生活の際にもずっと私も観ていたので、
そうそう、この声ってなりました。
旅行先でも部屋のテレビがBS映らないと知ると「トンイみれないじゃん」言うとったからね。
(今年の旅行でも「奇皇后みれないじゃん」言うとったが)
戯曲読みたいな。
初演は大滝秀治と三田和代かー