最近母の買ってくるものは
食事のためと言うより
何か買いたいだけに思える
たまにカボチャを煮たり
枝豆を湯がいたりするだけで
ほとんど調理をしなくなった
枝豆やカボチャは残ってるのに
どんどん買ってきて
冷蔵庫に3~4個ずつ入っている
一度いっぱい買っちゃったからって
枝豆の湯がいたものを
持ってきたことがあった
湯がきすぎで色も悪く
皮の表面が柔らかくなっていた
味は枝豆の味を殺してしまうほどの
しょっぱさで
1粒か2粒で塩分過多になりそう
北海道出身で塩分高めの食事を好む
さすがの父も
「塩入れすぎだ❗」
って怒ったらしい
怒ったらもとに戻ったと父は
言っていたが
認知症なのに怒られて
改善するかなぁ?
でも枝豆を見て嫌な思いをした
感情だけ残ったのかも
少し枝豆の在庫が減った気がする
カボチャは冷蔵庫に4分の1が6個くらい
常に入っている
同時に煮たカボチャも増えているので
買い続けてるということだろう
餃子もすごい
チルドと冷凍の餃子を
適当に買ってくるようだが
1箱に40個入っている物を買ってくる
当然一回で全部は使わない
半分ほど使っただけで残りは
冷蔵庫の中にずっと置いてある
しかも買ってきた時に
ちゃんとチルドは冷蔵庫に
冷凍は冷凍庫に入っていたのか
わからない
私が行った時に
30度以上ある部屋の中に
チルドの物も冷凍の物も
発見したことがある
慌てて冷蔵庫や冷凍庫に入れたが
触った外袋の感じでは
常温に近かったので
ダメになってるんじゃないかなぁ?
でも未開封の物をそのまま
捨てるのも忍びないのでしまったが
冷蔵庫にも冷凍庫にも箱の餃子が
貯まってきていた
多い時で8箱あった
衛生面でも心配だが
2人で360個の餃子を食べきれるのか?
どこかでまとめて処分することも
考えていたが
母がいる時には出来ない
そんな時父から
「一昨日餃子食べた後腹の調子が悪くなって大変だった」
と言われた
「もう餃子はいらんって言った」
と怒っていたが
命を懸けてまで母にご飯を作らせるのは
父なりの介護なのか?優しさなのか?
毎日会っていない私でさえ
母がもう家事出来ていないのは
わかるのに
父もわかっているはずなのに
なんでまだ自分で動こうとしないの?
衛生管理出来ていないのは
あきらかなんだから
毎日部屋の中チェックするとか
賞味期限確認して切れそうなものから
自分で調理して食べるとか
出来ることはあるはずなのに
相変わらずテレビの前の
自分の定位置に座ってるだけ
「ママもう調理も買い物も出来てないよ」
と言うと
「そうか、じゃあ施設入れないとダメかあ?」
と言うので
「施設は入れるほどの介護度ではないけどね、施設もそんなに簡単じゃないよ」
と返しておいた
内心ムカついた
何にもしないのに
「最後まで家で面倒見てやらないと」
とか言っといて
自分が母に寄り添ってあげようとは
考えないのね?
でも私もわかっている
母が例えば
排泄を失敗するようになっても
寝たきりになっても
父は何もしない