母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

父入院

2020-12-04 15:43:00 | 日記
昨日父が入院するために

私は仕事を休み

朝のうちに夕飯のおでんの仕込みをして

9時半ごろ実家に向かった

父が一人で準備した荷物を確認して

足りないものを父と話し合いながら

なんとかそろえて

時間に余裕もあったので

冷蔵庫を確認した

今夜から食べる父がいないのに

父に食べさせるために使って残した

かまぼこや油揚げがとっちらかっている

かつおのたたきもある

野菜室を見ると

またしてもぎゅうぎゅうに詰め込まれて

ネギや白菜かぼちゃブロッコリー

下の方から10個以上のりんご

赤玉ねぎも

父がいないとこれらの食材は

料理されることはなく腐っていく

なぜなら

母は自分のために食事は作らないから

だから思いきって

まだ使える野菜類は

持ち帰ることにした

野菜を持ち帰り父と母を連れて

病院に向かった

コロナの感染予防のため

13時入院と言われたら

早めに行くわけにもいかず

病院の近くで昼食をとり

まだ早いので30分ほど喫茶店にも行った

時間調節してやっと13時

病院についた

入院手続きをして手術の説明を聞いて

すぐ帰ってほしそうな看護師さんに

あとはお任せして

病院を後にした

ちなみにこの間

母は本当に

ついてきているだけ

何度説明しても

父の手術時間も記憶に残らない

準備してくださいと言われたものさえ

理解できない

こんなに何にもできないのに

手術時間が15時からだと聞いて

「そんなに遅いの?子供たちが帰ってきたときあんたがいないとかわいそうだから私一人で行くよ

とか言っちゃうし

病院に置いていったら帰り道さえ

わからないし

迷路みたいな病院の中で迷子になるのは

わかりきっているのに

わかってないのは本人だけだよねぇ

なのに手術時間を何度も聞いて

「子供たちがかわいそう」の

くだりを何度も繰り返すと

もう聞きたくないくらい

イラッとする

今手術中の父を見送ってもなお

その問答は繰り返される

昨日と今日は

夕飯を私のうちで準備して

母には食べて行ってもらった

夜一人で実家に帰すのは心配だけど

極力母の生活を変えないようにと

思っているし

母自身もやたら家に帰りたがるので

このまま様子を見ることにした

父の手術も心配だけど

それよりも母への気苦労の方が大きい

入院期間は10日

母はおとなしく留守番できるかなぁ?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿