何度か話に出てきた
母の60年来の友達
10月に彼女の息子さんに
一緒にドライブに
連れていってもらった母
その時の彼女の状態は
もう意思疏通ができない状態で
認知症が一気に
進んでしまったようだったと
母がショックを受けていた
その後
3日ほどして
母が一人で彼女の家に向かったが
母も母で認知症が進んでいるので
間違えたことのなかった彼女の家への
降り立つ駅を間違えて
えらく遠くの駅から
4000円の道のりを
タクシーに乗って
ようやくたどり着いた
その時会った彼女は
また元通りで
会話もできるし
喫茶店も一緒に行けたようだった
それから1ヶ月ほどして
彼女の娘さんから電話があり
施設に入ったと言われたそうだ
突然だったが
自分も入れられると
ビビっている母は
彼女に会いに行くことはないだろう
聞くと
同じマンションの
一人暮らししていたおじさんも
別の部屋のおばさんも
最近入所したそうで
続々と周りの人たちが
施設入りしているので
次は我が身かと
内心ビクビクしているようだ
言葉の端々に
「私も施設に入れられちゃう」とか
「私はそんなにひどくない」とか
牽制しているようにもとれる
そのくせ
「あんたが背負い込むことないよ」
とか理解があるようなことも言う
でも結局は
施設に入れたいと思ったときに
経済的に入れられるかどうかなんて
考えてもいないよね
私が背負い込まないためにも
まずは日々の無駄遣いから
やめてくださーい❗
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