まいにち

まいにちは書けません

たくさんの冬を抱えて

2020-05-08 17:49:36 | 日記
 クリーニング店へ向かうと、反対側からたくさんの服を抱えた人がやってきて、先に店に入りました。
 店内は狭いので、店の外で待ちました。
 店の自動ドアを通るとチャイムが鳴って、すぐ横で働いている店の人が受付カウンターにやってきます。
 チャイムが何度も鳴るので、ガラスの扉越しに店内を見ました。
 先に入った女性が、ドアの近くに行ってチャイムを鳴らしているのです。
 何をしているのだ?
 店の人が出てこないのです。
 「すいません!」
 その女性は奥に向かって呼びかけます。
 でも反応がないので、またドアに近づいてチャイムを鳴らします。
 何をしているのだ、店の人は。
 3人いるはずなのに、誰も出てこない不思議な時間。

注文したものが何であろうと

2020-05-07 22:03:30 | 日記
 湿気が少なくて日差しが暖かい、気持ちのいい日でした。
 公園を歩いていても汗ばむことがありません。
 でもマスクをしているので、少し息苦しく、喉が乾いてきました。
 ウーバーイーツの配達員がいます。
 注文した人と待ち合わせたようです。
 四角い鞄の中には、冷たいアイスが入っているような気になります。
 鞄から出てきたのは、タピオカミルクティーだ。
 男性が受け取ったのは、一つだけ。
 タピオカミルクティーを一つだけ注文するなんて、気弱なぼくには、とてもできそうにありません。

久しぶりの再会

2020-05-06 16:45:18 | 日記
 友人とZOOMを介して会いました。
 画面にお互いの顔が映るのですが、声が聞こえてきません。
 チャットで「声が聞こえない」「こっちも聞こえない」と会話をします。
 画面に友人の娘が現れました。
 彼女が設定を手伝ってくれると、声が聞こえてきました。
 小学生の時に会って以来数年ぶりで「覚えている?」と聞くと「ぼんやりと」。
 ぼくは、つい先日のように覚えていて、若者と年寄りの差を感じたものでした。

遅れた参拝

2020-05-04 19:39:10 | 日記
 夕方、近くの神社へ行きました。
 鳥居をくぐり階段を上ると、門が閉まっています。
 貼り紙には、コロナ感染拡大防止のため15時までとありました。
 なぜ神社が?
 いつも人はほとんどいません。
 本殿は目と鼻の先です。
 お賽銭を入れることも、鈴を鳴らすこともできませんでしたが、手を合わせてお参りをしました。
 中途半端な気がするので、後でまた来よう。
 それにしても、なぜ15時まで?

たよるところの変化

2020-05-03 22:23:55 | 日記
 バスの窓から眺める街は、営業している店がほとんど見当たらず、歩いている人もまばらです。
 開いているカフェの中に、向かい合って座る2人の姿が見えました。
 今日会わなくてもいいだろうにと、事情を知らないのに思ってしまう。
 若い男性と女性がバスに乗ってきました。
 マスクをしない男性は、スマホでゲームをしながら、大きな声で女性と話しています。
 少し不快な感じは、マスクをしないで話すからなのか、それとも人と一緒にいるのにゲームをし続けるからなのか。
 今まで気にならなかったことに、小さく反応してしまうのは、気持ちのよりどころが不安定だからとわかっています。