被写体としての苦労にも感謝

動く子供たちや素早いものを追い、決定的な心に来る時を撮る。
ハプニング＝チャンスなので、写真はドキドキ、まさに被写体まかせなのに自分が撮る、不思議な世界です。いうことを聞く、どうにかなる人数、それでは暖かい雰囲気は難しいですよね。できれば静止画なのに生き生き、本を読むと挿絵もないのに空想等で広がる世界のあるような、そんな写真が撮れたら最高です。また被写体ご本人がその時の気持ちを思い起こすような、そんな心の広がりのあるような心があるものが撮れたら・・最高に最高です。

そこで親ばかで止めようと思っていたのですが、身近で最もどうにもならないものを追いかけ、常に「どーしてそれかな～」と撮る側の論理を押し付けようもない、愛情を持って待つ、観察する、の練習対象に同居犬を選びました。愛情があれば負けない、お子様の写真が親御さんが上手というより幸せになれるのと同じラインから・・！

しかし速い。被写体まかせで自然にのびのび、失敗しながら学び、一緒に成長しようね！あなたは体、私は大人の心に。足りないものを気づかせてくれる全てに感謝。

寒がりなので新しい服を買い、着せたらいきなり振り向きスマイル。「寒いなら服でも・・」と思う自分の心はまだ道楽レベルでしょうが、昨今の経済的状況での親御さんのお気持ちは半端ではないでしょう。かけがえがないのにどうにもならない。（私にはそう見える）犬の笑顔を見つつ、暖かい心と少しの我慢で、子供たちの未来のために優しい社会を作る責任を感じざるを得ません。社会にいる人、いられない人、全てに何か出来ることがあれば良いですが・・。

突然授かった子供に戸惑いつつ、同居犬が病気になってない等、毎日が平穏である幸せを感じます。何事もない、それで良かった！出会いに感謝！