麻乃はいつも 風のように走った

引退した競走馬を引き取りました。


脚を壊した麻乃は
もう二度と走れません

大隅半島

2018-10-07 20:38:05 | 麻乃
今日は父のお墓まいりに行き
帰りに父が好きだったレストランに寄りました。

そこからの風景。


桜島




大隅半島






実はこの大隅半島はあーちゃんが大好きだったIさんが
馬の世界で生きようと決心した地なのです。

Iさんは20歳の記念にここ大隅に友達を訪ねる旅をしたそうです。
その友達が馬の仕事をしていて滞在中手伝い、
これを一生の仕事にしようと決心したそうです。

大隅には沢山の競走馬を育成する所があるようで
一度行ってみたいなぁ。と思っています。

ここからは毎週、北海道に向けて馬運車の定期便が出ています。
あーちゃんも北海道に帰る時、お世話になったのですが
北海道までノンストップで行くんです。
あーちゃんの時はここから北海道に調教に向かう
2歳馬が一緒でした。

あーちゃんは本当にIさんの事が大好きでした。
あーちゃんがあんなに人が好きで優しいのを見ても
Iさんがどんなにあーちゃんを可愛がって守って来たかが分かります。

思えばあーちゃんの10年の生涯で、競走馬時代の一番ハードな6年間を
大好きなIさんに守られて過ごせて、あーちゃんは幸せでした。
だからレースも頑張れたんじゃないかと思います。

競走馬時代のあーちゃんの写真は割とありました。



まだ幼い感じのあーちゃん。



ひゃー。可愛い💕



若いねぇ。



あーちゃんは発馬機までは大人しいそうで



発馬機出ると人(馬?)変わるそうです。


ホウキは中央デビューなのに現役時代の写真が余りありません。



厩舎の過去ブログからやっと見つけました。



また走るの? やだなぁ。って言ってそう



僕、この仕事に向かないみたいですぅ。 どこか気弱だなぁ。




あーちゃんはヤル気満々!!!!



スタートもめっちゃ早い



あーちゃん抜こうとして足壊した馬が2頭もいたそうです



泣きそうになりながらもホウキも頑張りました


と言う訳で厳しい世界で戦う馬達が1頭でも多く

調教時代
競走馬現役時代
運良く乗馬時代
更に運良く養老馬時代

を幸せに過ごせますように。