麻乃はいつも 風のように走った

引退した競走馬を引き取りました。


脚を壊した麻乃は
もう二度と走れません

ウフフ、遂に今日と言う日が来ました

2019-08-26 17:57:30 | 麻乃



お早うごニャイます。


実は。。


今日から
北海道ーーー!!









28日はあーちゃんの命日なので、
あーちゃんの実家にお邪魔して来ます。

あーちゃんが亡くなった時、
お父さん、お母さんもお忙しくお辛いのに
私の状況(遠距離介護)を思い遣ってくださり
私もそのお気持ちに甘えて全てをお任せしてしまいました。

馬は大きいので亡くなった後は綺麗事ではないのです。
火葬に向かうトラックに乗せるのだって
重機で引っ張ったり、クレーンで吊るしたりと
見るに耐えない場面が多く
それにショックを受けて立ち直れなくなる
オーナーさんも多いと見聞きしていました。
馬関係の方々にも最後は見るな。と言われていました。

もちろん実家のお父さん、お母さんは馬のプロなので
それがどんなにショッキングな場面かご存知です。
だからこそ、私をそんなショックから守る為に
「こっちでやるから来なくていいよ。」と言ってくださいました。

あーちゃんが帰って来て、楽しみにしてくださった
お父さん、お母さんが1番お辛いのに、
そんな時にも私の事を絶えず気遣ってくださり、
私の為に丁寧に鬣と尻尾を切って送ってくださり、
そしてお2人で麻乃を見送ってくださいました。

そうです。

麻乃は生まれ育った懐かしい家から
大好きなお父さん、お母さんに見送られ
現役時代に鉄壁の守りで支えてくれた
厩務員Iさんの誕生日に旅立ちました。




(実家でのんびり暮らしていた頃のあーちゃん)



こんなに幸せな馬は他にいないと断言出来ます。
だから私自身もどんなに恵まれているかと感謝で一杯です。

そして今回やっと会いに行く事が出来て
お父さん、お母さんの顔を見ながら
「有難うございました。」と言う事が出来ます。

そして今回はハル君を亡くしたばかりのハル君のママと一緒です。
色々と馬の勉強出来る所にも出来る限り寄って来る予定です。