麻乃はいつも 風のように走った

引退した競走馬を引き取りました。


脚を壊した麻乃は
もう二度と走れません

ホウキの病名がわかりました。

2023-07-24 14:06:00 | ホウキボシ




こんにちは。
ホウキはナビキュラーと言う蹄の骨の部分の病気でした。
牧場さんからこの様な↓詳しい解説を送って頂きました。


が、専門的過ぎて私には少ししか理解出来ず。😓
ナビキュラーで検索したら幾つか記事が出て来ましたが、
やはりどれも専門的な言語が多くて良く分からず。💧

しかしある獣医さんが質問者に対してコメントしているこの記事が
素人の私にもとても分かり易かったのでお借りしました。🙇‍♀️


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ナビキュラー病はとても診断しにくい病気の一つなのです。 
可能性のある病気をすべて除外していって、最終的にこれかも?っていうようにしか推測できないのです。 
高齢馬であれば、長年の負荷によってレントゲン上ナビキュラーと同じ様なとうのう骨の状態が見られることも多いですし。 

MRIやCTなど高性能診断機器を駆使すれば確定できるかな・・・ 

運動はおすすめできません。初期であるならばなおさらです。 
初期治療の成功が今後の予後をかなり左右します。 

ナビキュラー病には、似ている病気がもう一つあります。それは、ナビキュラーシンドローム(ナビキュラー症候群)と呼ばれるものです。同じようでいて、ちょっと違う。 

ナビキュラー病(とうのう炎)は、遠位種子骨(ナビキュラーボーン)そのものの炎症や骨膜炎など、骨自体の病気です。 

シンドロームの方は、ナビキュラーボーンを取り巻く周りの組織(関節包や靭帯)の炎症や障害のことを指します。 

症状はどちらも一緒です。 

まぁ、診断はどちらでも良いのですが・・・・治療方法も初期は同じ様な治療になります。 

仮に、骨自体が何らかの障害を受けているとしましょう。骨に骨膜炎症状が出たり、表面の軟骨が削れてしまったりして骨が弱くなってしまったりします。 

ナビキュラーボーンは蹄骨と冠骨に接していて、さらに深屈腱の枕木のような働きをしています。 
深屈腱の作用で足に体重がかかったとき(普通に立っているだけでもですよ)、この枕木があることで深屈腱がその他の骨に擦れることなく、蹄骨を地面に引っ張りつま先が浮き上がらないように働いています。 

ということは、正常にただ立っているだけでこの骨は常に腱に擦られ力がかかっているということですね。 

なので、この骨に何らかの痛みの元が出来てしまうとなるべく足に体重をかけないように痛いほうの足を一歩前に出して休めているような格好を取ることが多いです。 

また、坂道を昇る時には当然ですが痛みが増します。 

骨自体にあんまり深屈腱の引っ張りの力がかからないような装蹄療法をしながら、塩酸イソクスプリン(商品名:ズファジラン)の様な末梢血管拡張剤を使って血流を維持します。 
炎症がおきて痛い時は、フェニルブタゾンのような消炎・鎮痛剤もあわせて使います。関節軟骨の保護に関節のサプリメントなども使っても良いかもしれません。 

運動はさせません・・・初期は特に。 

無理に運動させてしまって、骨に深屈腱などとの摩擦の刺激が加わり続けると、骨膜が増加してしまってカリフラワー状に盛り上がってしまったり、骨が薄くなってしまってひどいと力に耐えられずに骨折してしまったりすることも少数例ですがあります。 

あんまり、痛みがひどいときは確かに深屈腱切除や神経切除なども行なう場合も・・・ 

なので、そこまでひどくしないように適切な装蹄療法を行なって、補助的にマッサージや投薬を続けて骨に負荷がかからないように管理します。歩かせませんし、放牧などもやりません。 

この状態でしばらく管理し、骨の炎症などが治まったら装蹄療法だけを維持して投薬はやめるようにしていきます。 

ひどい場合は1年間かけて治療してもビッコが残る場合もありますので、もしかしたら完全に前の状態での運動復帰は無理なこともあるということを頭の片隅に置いておいておいてください。

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とまぁ、この様な事の様です。😔💧
獣医さんのコメントのお陰でとても良く理解出来ました。
有難うございます。🙇‍♀️

しかし流石にこれは中々手強そうだな。😑💦

私が食べられないとか言ってる場合じゃないな。😓
とにかく牧場さん、獣医さん、装蹄師さんと相談しながら
ベストを尽くしたいと思います。💪✨








って頑張るのはホウキですけどね。😓


やってやるぜ!!