
「治してください」と医者に丸投げしようとする親がいる。
はっきり言って医者に子供の心は治せない。
薬で治ると思っている親もいるらしい。
確かに薬は小学生の早いうちから服用すれば、学校で叱られる回数が「少し」減るかもしれないことから、全く効果がないとは言わない。
しかしだ、薬を飲んでいても、家庭環境が変わらなければ、殆どその効果は期待できない。
つまり、結論を先に言うと
「親が落ち着けば子供は落ち着く」
親の不安が子供を不安にさせ、親の焦りが子供を追い詰めるのだ。
子供を監視するのをやめ、コントロールしようとする行動をやめればいい。
母親の笑顔と安心が、子供の心の1番の薬になることを知ってもらいたい。
「この子のために私はどうすればいいですか?」と来院される家庭は、大体安定していくが、「この子を何とかしてください」と言われ連れてこられる子供は残念ながらどうすることも出来ないことが多い。
その親に「子供を許してあげてください」「受け入れてあげてください」「休ませてあげてください」と伝えても、「そんな事してこの先困るのはこの子です!」「出来なくて良いわけないじゃないですか!」と怒り病院には来なくなるからだ。
子供を苦しめていることに気づいていないばかりか、「苦しんでいるのは私!」と言わんばかりの剣幕で「私はこんなに頑張ってる」を主張する。
その頑張りが子供を苦しめ追い詰めていることに早く気づかなければ、長い長い親子の戦いが訪れるだろう。
それは「家庭内暴力」なのか「引きこもり」なのか「自殺」なのかは分からない。
傷つけた分だけ利子がついて返って来ると断言出来る。
何を恐れているのだろうか…
学校に行かないと浮浪者になると思っている親がいる。
ゲームばかりで昼夜が逆転したら引きこもりになると怯える親がいる。
なったって別にいいじゃん
子供が幸せに生きてれば( *´꒳`* )
そう思って自由にさせ、親自身が自身の楽しみを見つけてニコニコ過ごしてごらんなさい。
子供は自分の将来と向き合い、1歩も2歩も前に進みますよ
それは5年後か10年後かそんなことは分からない。
でも待つんですよ
生きてさえいてくれたらそれでいい
親にそう思ってもらえた時、やっと子供はスタートラインに立てるのだ。
コメントありがとうございます♩¨̮
苦しい時間を過ごされたのですね…
私が書いたブログに登場する親は、実はどちらも子供を愛する強さは一緒なのです。
ただその愛し方を間違えると子供を苦しめますよ
と訴えたかったのです。
そしてLeiさんは、自分の思いより子供の心を選ばれたのですね( •ॢ◡-ॢ)
素晴らしい愛の力だと思います。
もう大丈夫ですね( ・ ∀<)
読み終わった時、涙が溢れてきました。
私も不登校の息子を許せるまで時間がかかりました。病院でもカウンセリングでも、待ってあげてと言われて来たのに、許せない日々でした。その時は、一発で辛いのは息子だと理解するのに、ずっとゲームばかりする姿にイライラしたり。
でもある日、諦め?じゃないけど、もういいやと思う様になったんです。
追い詰めていい事ないと何度も経験したから。
そうしたら、息子の表情も明るくなり、散歩など外に出て、1人で出来なかった買い物にも行ける様になり、今は学校に通っています。長かったな。。