このような回答を得ました。
以下
平素より中央競馬をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
馬場状態は、芝馬場においては土壌の含水状況、ダートコースにおいてはクッショ
ン砂の含水状況を元に判断しています。
その際には、広大な面積の馬場全体を対象としながら、4段階の一語で表現してい
ます。
当然ながら場所により含水状態に差があること、またリアルタイムで発表している
ことから、含水率を参考にしながら、複数の担当者の馬場踏査によって状況を確認
し、総合的に判断します。
なお、含水率については、複数個所で測定していますが、あくまで馬場状態を判断
するうえでの参考であり、含水率の基準等で馬場状態を決定するわけではありませ
ん。
今後とも中央競馬をよろしくお願い申し上げます
【参考】 芝ダートの馬場状態区分の目安は以下のとおり
芝コース
良 乾燥〜やや湿った状態。路盤は十分な支持力を有する。
稍重 湿りの強い状態。路盤は若干柔らかく感じるがまだ十分な支持力を
保っている。
重 水分を多く含んだ状態。全体的に柔らかく、足で踏むと路盤から水分がしみ
出る音がする。
また、蹄跡を中心に軟弱な(ぬかるむ)箇所が部分的に見られる。
不良 過飽和状態。路盤が軟弱な(ぬかるむ)箇所が広範囲に見られる。
さらには路盤が水分を吸収しきれず表面に水が浮いた状態。
ダートコース
良 乾燥状態から少し湿った状態。手で握るとサラサラする。団子状になるがす
ぐ崩れる。
稍重 湿りが強い状態。手で握ると団子状になり、手に水分がつく。
重 飽和した状態。手で握ると水分がしみでる。押して叩くと水分が上ってく
る。
不良 過飽和状態。水分が表面に完全にたまる。ハロー掛けを行うと水分が
砂にたまってくる。
これで、少しは明快な判断がつくか?と言えば まだまだです。
良~稍重の 間の状態が あるように思えるが ブログの読者様はどうだろう・・・。