朝3時に起床し、弘明寺液を一番電車で八王子へ。
なぜ縄文時代にに興味をもったのだろうか。
そもそも三浦佑行之先生の口語訳の古事記やら
出雲の講演会を聞いていつの間にか、古事記関連の本を読み始め
いつの間にか古代史にのめり込んでゆきました。
築いてみたら土偶や土器や土器の本が集まっていました。
今回の瞑想断食会で諏訪大社にお参りをと考えているうちに
御柱祭の歴史を学んでいたら諏訪湖から八ヶ岳山麓に
沢山の縄文遺跡があり、弥生時代の稲作文化を最後まで
受け入れなかった土地であることを知りました。
指定列車は、20分ほど遅れて八王子に。
茅野で9時20分初のバスに乗れるかちょっと心配。
でも清水さんの「気」のおかげで何だか間に合う気持ちになり
変に落ち着いている自分がいました。
やっぱり間に合いました。
なだらかな高原独特の雰囲気が漂っています。
縄文時代から3000年も4000年も前から続いていることに感動します。
9時40分尖石縄文考古館着。
夏休みの企画展が行われていました。
茅野市には、348カ所の遺跡があり、そのうち237カ所が縄文遺跡です。
それも土中深くでないのです。
付近の模型です。中央の白い建物が考古館で赤いピンは遺跡です。
特に大きな川や湖もなくどうしてこのような場所に縄文の遺跡があったのか不思議です。
縄文とは土器に縄目模様を付けたことからと言われていました。
でも実物を見たとき、それを作った人のエネルギ-が伝わってきます。
最初の入り口に置かれてありましたが、他の展示には、作りかけや小さいものなど
制作途中がよくわかります。僕は感動しました。
やはり、実物を見なければとつくづく思いました。
本や写真では伝わってきません。
明日、紹介しますが、縄文のビ-ナスに手をかざすと、
指先の第二関節までじわじわと感じてきます。
清水さんから教わりましたが、有名な絵などに手をかざして気を感じなさいと。
内側です。
どこから見ても創作意欲が伝わってきます。
右目の下に涙の線が2本。
小さな丸い口、閉じた目。
今にも僕たちに語りかけて来そうな表情。
縄文遺跡では、必ず説明されている「石棒」です。
半世紀もまえに東北に旅行したときに
小さな神社の祠に何本も石棒が飾られてました。
そのときは興味津々で見ていましたが、
縄文文化を学んでいるとその当時の人の生きることの再生の祈りなのです。
蛇をモチ-フにしています。出雲大社の巨大な注連縄は、
蛇の交配の姿と言われています。
器として機能のことを考えたら邪魔な部品なのにそこに精魂込めて作っている
縄文人は凄いですね。
考古館に沢山の遺物があるのでそれぞれ見比べてみるとその違いに驚かされます。
地域の子供達が粘土で作品を制作しています。
ありがとうございました。