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バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1999年 11月某日 藤岡

2025年04月15日 | 1999年
11月某日
 藤岡にあるラーメン「宮口軒」にバイクを飛ばす。藤岡インターからすぐの場所だったので、すぐにみつかるだろうと思っていたが少々難儀。30分ほどあっちウロウロこっちウロウロ。スーパーの駐車場で地元のおばさんに訊いたら適当に教えられ、結局、近くだろうと思えるチェーン店らしい大きな本屋の女性店員に訊いて、ようやく住所の場所を確認させてもらう。(わざわざ陳列してある市内の地図を広げて調べてもらい恐縮。ありがとうございました)

 店は畑の中にある住居をそのままラーメン店に改造したような印象。スープはうまい。ピーマン、キャベツ、キューリ、ニンジン、メンマの野菜炒めの具は自分にはじゃま。漢方の身体にいい食材らしいが、ごちゃごちゃの印象だ。このスープで素ラーメンも食べてみたい。ほんとにスープいい味。

 このあと、妙義山に登り、帰りにリンゴ(自家製)と土産物屋でクルミを買う。このクルミは小ぶりで、食べ方をおしえてもらう。フライパンで煎ると、先端がピシッと割れてくるのでそこから殻をはがすそうだ。実際にその通りにやって身を殻から外し、クルミをビールのお供においしく頂く。



1999年 11月某日 宇都宮

2025年04月14日 | 1999年
11月某日

 宇都宮郊外にある「ばかうまラーメン・花の季」にいく。Yぱぱさんに聞いて、ネットで場所を調べた店だ。12チャンネルのラーメン選手権で2位になった人がやっている店らしい。店は割と簡単に見つかり、どきどきしながら店内にはいる。広くて清潔な印象。店員さんの接客がいい。ラーメンのスープは好みなのだが、だだネギの切り方が……。5ミリくらいのもあれば、1ミリくらいのものも。雑だ。5ミリくらいのものがガリッと奥歯にくると苦みが口中に広がる。うまいスープに苦みが混じる。それに、ここの麺はちょっと自分には合わないかな。ぬるぬるっときたあと、妙に水っぽい。こういうのが好きな人もいるのだろうが、自分にはいまいちかな。
 このあと、日光の戦場ヶ原から金精道路を抜け、赤城山の裾野を大間々のほうに抜け、本庄で「高橋ソース」をゲット。ウスターと中農のガラス中瓶(?)を各1本ずつ。午後9時練馬着。



1999年10月13日 木崎湖~東北ツーリング 4日目(最終日)

2025年04月13日 | 1999年 春・木崎湖~東北ツーリング
10月13日(水)
 山形~亘理町~いわき市~練馬



 午前8時、ホテル出発。空はどんより。
 山形自動車道を並行して走っている265号をとことこいくが、笹谷峠は全面通行止め。関沢から笹谷まで一区間だけ高速に乗る。太平洋岸まで真横に進むかたちで、亘理町にでる。ハラがへったのでどこかでメシをと思ったが、なかなか適当なところがない。しかたなく「ほか弁」の唐揚げ弁当を買って、駐車場に止めたバイクに寄りかかって昼食。こうして食うのもなかなか乙なもんだ。

 馬上かまぼこの本店にいき、炭火の焼きかまぼこを4個購入。(ガラス越しだが)目の前で焼いてくれる。焼きたてなので、あつあつを1個だけその場で食べる。いける。一応、残りは土産。

 いわき市までできるだけ海側の道をゆっくり走る。やはり、車の走ってない田舎の道路を50~60でとろとろ流して走るのが一番気持ちいい。途中、パトがネズミ取りをしていたけど、余裕で助手席の警察官と目線を交わす。わたし、飛ばしてませんし。

 塩屋崎に寄って、さらに南下。五浦の天心宅を見学。あの海に面した六角堂はいい。釣りもいいし、嵐の日に本など読んだら最高だろう。途中のひものセンターみたいなところで、フノリ(1000円・宮城産)、サバ一夜干し2尾(1尾100円)を購入。午後6時過ぎに北茨城インターから常磐道に乗る。午後9時前、無事、練馬着。



1999年10月12日 木崎湖~東北ツーリング 3日目

2025年04月12日 | 1999年 春・木崎湖~東北ツーリング
10月12日(火)
 津南~喜多方~山形(ビジホ)



 午前8時には出発。
 ゆっくりゆっくり走る。117号から252号を北上。さらに北上して只見を目指す。田子倉ダムで休憩。会津坂下から山都(古い知人の故郷だったので、一度は寄ってみたかった)にいき、新ソバはいつからかと山都駅のキオスクの人に訊くと、今収穫はしているけど、食べるのは来月くらいからだという。ここから10キロほど山奥にいった「宮古」はソバの里として有名になってきたけどと訊くと、このあたりと味は「変わンネ」らしい。

 新ソバはまた次ということで、それならば、やはり喜多方ラーメン。
 ということで、「まこと食堂」にいってみるが、この日は定休日。そういえばラーメン屋は月曜日の定休日が多い印象だ。バイクでゆっくりながしていると、営業やっている店も数軒ある。雰囲気のよさそうな「あべ食堂」で、ラーメン。けっこう地元の人が多い。麺もしこしこ、うまい。
 
 食後、山形あたりでキャンプしようと、121号を北上。途中、パトカーが道路脇に数台停まっている。事故のようだ。オフ車のバイクが道路の真ん中で転倒している。キャンプ用品があたりに散乱。連れのオン車らしいバイクが前方に停車。スピードでも出しすぎたのだろうか?
 慎重に横を通り過ぎる。
 寒河江までいき、テントを張ろうと思ったが途中から雨。寒河江に近づくにつれて、雨足が激しくなる。仕方なく引き返して、山形市に予定変便。あたりはもう真っ暗。雨の止む様子がないので、市内のビジネスホテルに飛びこむ。
 弁当買ってきて、ビール飲みながら夕食。テレビの天気予報だと、明日も東北地方は大雨とのこと。
 しばらく考えて、帰路につくことにする。


1999年10月11日 木崎湖~東北ツーリング 2日目

2025年04月11日 | 1999年 春・木崎湖~東北ツーリング
10月11日(月)
 木崎湖~木島平~カヤノ平~秋山郷~津南(キャンプ場)



 午前8時起床。昨夜は寒くて夜中に目が覚め、Tシャツを1枚重ね着。朝食、ワヤワヤやり、そのあとそれぞれ順次出発。自分は9時には出発。木崎湖を半周して、長野市に向かう31号に乗り、そのまま市内をつっきり須坂市にでて、中野方面まで一気に走る。夜間瀬方面から高井富士の裾野を1周するかたちで、12時前には木島平スキー場につく。そろそろマスターにも挨拶しなきゃ、忘れ去られてしまうなあと、「街山荘」までいく。だが、いくら探してもそれらしい建物はない。確かこのあたりだったはずだがと、道をいったりきたり。

 おかしいなあ、おもいつつ慎重に走る。
 と、建物が焼け落ち更地になった場所がある。まさかね、と思いながらバイクを停め、焼け落ちた場所までいってみる。やっぱりここだったかなと思い直す。さらにウロウロ。梁につかっていたのだろう丸焦げになったでかい木が何十本と空き地に積み上げてある。ナンバーを取り外された古い軽トラもある。剥き出しになった基礎の煤けたコンクリート。割れたLPレコードの破片が地面に散らばっている(ジャズのレコードだ――マスターは大阪・梅田と千日前で『街』というジャズパブをやっていて、20年も前に自分はそこで数年間、お世話になった)。……やはり、ここか……。草木に隠れるようにしてある小さな看板を見つける。

 去年12月の火事の際には、近所の人に迷惑をかけたこと、手伝ってもらった感謝の言葉が連ねてある。今は大阪の知人の家に寄宿している旨、記してある。最後にマスターの名前。深いため息。大阪時代、マスターにはいろいろお世話になった。とくにママには終電が過ぎて、始発電車を店で待つあいだを含め、どのくらい弁当を作ってもらたりしたことか……。
 このあと馬曲温泉にいく予定だったが、その意欲もなくなる。

 清水平林道をカヤノ平まで気の乗らないまま走り、そのまま秋山郷まで走る。もうこのまま東京に帰ろうかと思ったが、せめてもう1泊くらいはしようと気を取り直す。だが、温泉にゆっくり浸かる気分にはなかなかなれない。屋敷温泉近くの食堂で遅い昼食。カレーと手作り豆腐。

 夕方、津南町にでて、ようやく温泉でもという気分になる。津南駅舎の2階にある温泉に浸かる。近くのマウントパークキャンプ場でキャンプ。キャンパーは自分1人。だだっぴろいクロスカントリーのコースの中、リフトの近くにテントを張る。秋山郷で買ったナメコ(道端で地元のおばちゃんが売っていた)でみそ汁をつくって夕食。この日、飲まず。