10月16日(木)
出雲ユース~松江~香住~伊根~小浜(ビジネスホテル)
朝食はでたので、早稲田の学生と一緒に食う。どうやら、山歩きが好きなようで、今日もどこか山に入るらしい。
今日中には糸魚川あたりまでいきたいと、ユースのおばさん(50歳代くらいか……)に言うと、絶対に無理だという。わざわざ、「お父さん」と呼んで(昨日、予約の電話をいれたとき、この「お父さん」にかなりぞんざいな態度を取られている。そして、声はするが姿は見せない)、確認を取る。鳥取くらいまでにしといたほうがいいと忠告される。とにかく昨日からずっと思っていたのだが、ここの経営者は態度がでかい。うるさい。適当に相づちを打つ。
だが、考えてみると、糸魚川まで500キロくらいはある。やはり、ちょっと無理かなと思うが、走れないことはない。だが、ただ走るだけになってしまってはつまらない。まあ、いけるところまでいこう。
松江までの道は大渋滞。松江市を過ぎるまで2時間くらいかかる。赤崎の海鮮市場みたいなところで、ブリ(イナダだったか?)を1本、東京に宅配で送るように手配する。そのあと、アウトライダー誌で見たことのある羽合のドライブインで、名物の海鮮エビカレーライスを食う。女店員はなんとなく分愛想だが、味はいい。
あとはひたすら北上。香住はやはり、カニの町なのか、やたらと看板が多い。その前に、あの「ふたりっ子」にでていた鎧の駅に寄る。写真など撮ってミーハーしていると、近所のおばあさんに話しかけられる。駅の付近から、下の景色などがいい。
ここも一度はいきたかった伊根を目指して、丹後半島をぐるりと1周。ゆったりゆったり走り、結構時間を使う。伊根はいい。思っていたとおりのところだ。民宿などに泊まってみたいが、一人じゃもったいなすぎる。なんだかんだで、時間を食って、天橋立にもいけず。橋立下のトンネルを通過するころは、もう真っ暗。ちょっとあせる。
小浜の宿・ホテルナガタについたのは午後8時前。1泊4620円。家族で経営している小さなホテルのようだ。風呂もついて部屋にでかいテーブルまであり、これなら安い。他の部屋もいっぱいで満室状態。ただし、早朝5時にはでていくつもりなので、ホテル内の電話が使えない。というのも、まずホテルには赤電話は置いてないし、それに部屋の電話を使いたいが、今使っても精算は明日朝。だが、朝5時だとホテルの人はまだ眠っているので清算できないのだそうだ。
しかたないので、外に電話をかけにいく。買ってきたビールとサシミで1人夕食。テレビでは、なんと吉本新喜劇をやっている。嬉しくなる。やはり、ここは関西なんだなと思っていると――この番組は今日からはじまった新番組で、東京で制作している超吉本新喜劇だと後日、判明。
あまるべの鉄橋。まだ健在だった。
伊根の船屋。一番奥のほうだったか?
よろい駅前。
朝ドラの「ふたりっこ」の舞台だったので寄ってみた。
出雲ユース。ここは、いい想い出なし。