バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1997年10月16日 帰郷~帰京

2025年01月04日 | 1997年 四国ツーリングから帰郷
10月16日(木)
 出雲ユース~松江~香住~伊根~小浜(ビジネスホテル)

 朝食はでたので、早稲田の学生と一緒に食う。どうやら、山歩きが好きなようで、今日もどこか山に入るらしい。
 今日中には糸魚川あたりまでいきたいと、ユースのおばさん(50歳代くらいか……)に言うと、絶対に無理だという。わざわざ、「お父さん」と呼んで(昨日、予約の電話をいれたとき、この「お父さん」にかなりぞんざいな態度を取られている。そして、声はするが姿は見せない)、確認を取る。鳥取くらいまでにしといたほうがいいと忠告される。とにかく昨日からずっと思っていたのだが、ここの経営者は態度がでかい。うるさい。適当に相づちを打つ。
 
 だが、考えてみると、糸魚川まで500キロくらいはある。やはり、ちょっと無理かなと思うが、走れないことはない。だが、ただ走るだけになってしまってはつまらない。まあ、いけるところまでいこう。

 松江までの道は大渋滞。松江市を過ぎるまで2時間くらいかかる。赤崎の海鮮市場みたいなところで、ブリ(イナダだったか?)を1本、東京に宅配で送るように手配する。そのあと、アウトライダー誌で見たことのある羽合のドライブインで、名物の海鮮エビカレーライスを食う。女店員はなんとなく分愛想だが、味はいい。

 あとはひたすら北上。香住はやはり、カニの町なのか、やたらと看板が多い。その前に、あの「ふたりっ子」にでていた鎧の駅に寄る。写真など撮ってミーハーしていると、近所のおばあさんに話しかけられる。駅の付近から、下の景色などがいい。

 ここも一度はいきたかった伊根を目指して、丹後半島をぐるりと1周。ゆったりゆったり走り、結構時間を使う。伊根はいい。思っていたとおりのところだ。民宿などに泊まってみたいが、一人じゃもったいなすぎる。なんだかんだで、時間を食って、天橋立にもいけず。橋立下のトンネルを通過するころは、もう真っ暗。ちょっとあせる。

 小浜の宿・ホテルナガタについたのは午後8時前。1泊4620円。家族で経営している小さなホテルのようだ。風呂もついて部屋にでかいテーブルまであり、これなら安い。他の部屋もいっぱいで満室状態。ただし、早朝5時にはでていくつもりなので、ホテル内の電話が使えない。というのも、まずホテルには赤電話は置いてないし、それに部屋の電話を使いたいが、今使っても精算は明日朝。だが、朝5時だとホテルの人はまだ眠っているので清算できないのだそうだ。

 しかたないので、外に電話をかけにいく。買ってきたビールとサシミで1人夕食。テレビでは、なんと吉本新喜劇をやっている。嬉しくなる。やはり、ここは関西なんだなと思っていると――この番組は今日からはじまった新番組で、東京で制作している超吉本新喜劇だと後日、判明。

あまるべの鉄橋。まだ健在だった。






伊根の船屋。一番奥のほうだったか?


よろい駅前。
朝ドラの「ふたりっこ」の舞台だったので寄ってみた。


出雲ユース。ここは、いい想い出なし。



1997年10月15日 帰郷~帰京

2025年01月03日 | 1997年 四国ツーリングから帰郷
10月15日(水)
 日田市~小倉~萩~三瓶山~出雲ユース

 朝7時にはホテル出発。
 耶馬渓の駐車場で休憩。トイレ。そのあと青洞門を通過。中津から北九州。小倉東から高速に乗り、本州へ。関門橋からの眺めは感激もの。停められるものなら、橋の上でバイクを停めたい衝動にかられる。美祢で高速を下りて、秋吉台を抜けて(見学せず)、萩まで走り、オコゼが売り物の大きな店で昼食。定職プラス、オコゼの唐揚げ(600円)を注文。オコゼに期待したが、まあまあの味。海鮮を扱っている別連もあり、そこでふぐ茶漬けなどを購入。

 今日中には出雲にいきたいが、三瓶山は是非とも走りたかったので、遠回りになるが高原道路を半周するような感じで出雲に向かうも、その道がまた狭い。行き止まりになっているか、砂利の山道になっているんじゃないかと冷や冷やしながら走る。

 それでもなんとか出雲のユースに到着。夕飯はないと言われていたが、結局、途中でなにも買っていないので夕食抜き。販売機のジュース1本のみ。早稲田の学生と相部屋で、ベッドは頭が向き合っているので、自分のいびきがうるさかったと思う。司馬遼太郎の街道を行くを読んで、午後10時くらいには寝る。


1997年10月14日 帰郷~帰京

2025年01月02日 | 1997年 四国ツーリングから帰郷
10月14日(火)
 都城~延岡~高千穂~阿蘇~日田市(ビジネスホテル)
 
 12日に無事、母親の3回忌も終わり、朝11時に都城を出発。一旦、淵之上の家に寄ってから、高速で宮崎まで走る。そのまま北進するかたちで、一つ葉有料道路を走る。白バイがいたので、スピードに注意しながら走るが、他に走っている車が少ないせいか、かなり気持ちがいい。時間があれば、休憩所に寄りたいくらいの気持ちよさ。

 西都の先で昼飯。雲行きがおかしいので、レインスーツを着こんで出発。延岡から、日之影、高千穂から再び、阿蘇。今回は有料道路から阿蘇山まで登るが、寒さと天気のせいか、車はほとんど走っていない。早々に山を下りて、北に抜けようと外輪山を登っていると、雨がぱらついてくる。雨。雨。ひたすら走って、日田市のホテルに飛びこむ。7500円は痛いが、しかたない。

 ホテルの部屋で一休み。雨もやんだので、町を散策。缶ビールとインスタントのスパゲティを3個。あと適当につまみを仕入れる。ゆっくり入浴したあと、部屋に備え付けの湯わかしで湯を沸かし、スパゲティを肴にビールを飲もうとするも、箸もフォークもないのに気がつく。しょうがないので、いつも持ち歩いているツマヨウジでスパゲティを食す。

実家で一休憩。