バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年7月11日 北海道ツーリング 14日目

2025年02月05日 | 1998年 北海道ツーリング
7月11日(土)  知床自然村



 朝、小雨。連泊することに決める。
 終日、小雨。温泉に浸かったり、テントで本を読んだり、宿泊施設の休憩所で雑誌を読んだり、とにかくゆっくり。
 昼には小雨の中、ウトロの町に買い出しにいく。
 ビール。缶ビール500ミリ。(3本)
 インスタントラーメン(6ヶ)
 人参ジュース(1リットル)
 カルビ(温めるだけで,OK)
 マヨネーズ、玉子半ダース、プチトマト(2ケース)
 カロリーメイト(固形)、雑誌も数冊購入。
 夜は、カルビを肴にビール。ついに、テントを張っているのは、すぐうしろにいる男性2人だけとなる。どうやら、歩いて北海道を回っているらしい。


1998年7月10日 北海道ツーリング 13日目

2025年02月04日 | 1998年 北海道ツーリング
7月10日(金)網走・呼人浦キャンプ場~ウトロ(知床自然村)




 朝。雨が振り出しそうな空模様。炊事場に行くと、これから連泊予定のライダー10人くらいで、近くの体育館に卓球に行くという。キャンプ場の入り口付近に、どかどかとバイクを連ねている。一緒にどうかと誘われるが、これから撤収予定なので、残念ながら断る。ここも2泊すれば充分だ。

 テントを畳んで、午後12時半には知床方面に出発。
 網走から海沿いを走る。ウトロに着くと、ガソリンスタンドで、去年できたばかりだという「知床自然村」を教えてもらう。国道からドロにぬかった細い坂道を、後輪を滑らせ滑らせながら上っていくと、そこがキャンプ場。テント代、1泊500円、プラス温泉代500円。計1000円。さっそくテント設営後、温泉に浸かる。海の眺めがよく、天気がいいと、オホーツク海に沈む夕陽がきれいに見えるらしい。

 夕方、ウトロ漁港にいき、漁業組合婦人部食堂で、イクラ丼(1100円)、ウニ一ヶ(240円)を注文。ウニは新鮮だが、味がどこかしっかりしていなくて、利尻のあのウニには負ける。まあ、こんなものだろう。帰りに、ビールのつまみに小魚、エビ、カニがごたまぜになった干し物を買う。
 夜から小雨。他にテントは3組。



1998年7月9日 北海道ツーリング 12日目

2025年02月03日 | 1998年 北海道ツーリング
7月9日(木)呼人浦キャンプ場連泊(サロマ湖まで走る)


 呼人浦キャンプ場。朝、曇り。幸い、雨は上がっているので、呼人浦をベースに、8時前後にはサロマ湖方面に出発。予報によると、今日も全道的に雨のようなので、連泊の予定。
 走りだしてから、「サロマ湖」をぐるりと回った先にある三里浜まで、結構な距離があることに気がつく。有名な民宿「船長の家」の駐車場にはバイクが何十台も停まっている。写真でしか見たことないが、やはりあの夕食は魅力的なのだろう。だが、こんなとこに1人で泊まっても面白くない。やはり、知っている人間といかないと……。

 バイクに積んでいる荷物はほとんどないので、幌岩山を回りこんでいる林道などを走ってみる。頂上付近にいってみるも、天気がよくないのと、視界があまり開けていないようで下界はほとんど見えない。その後、三里浜までいき、近くのホタテ直売所でホタテ定食(1200円)で昼食。刺身、焼きホタテ、フライ、ホタテの稚貝入りのミソ汁。新鮮でうまい。
 帰りは能取湖をぐるりと回り、能取岬までいき、さらに網走を抜け、藻琴から藻琴山温泉まで走る。ここでひとっぷろ浴びる。廊下に張ってある写真によると、ここは春には芝桜が山一面を埋め尽くすようだ。
 すっきりして、途中、オニギリとビールなど買って呼人浦まで戻る。結局、この日は300キロほど走る。

 夜は東屋で7、8人のライダーと一緒に飲む。昼間、ここでは女の子が油絵かなにか描いていたようだが、訊いてみると、毎日、北見あたりからこのキャンプ場に遊びにくる地元の子らしい。
「ああ、女とやりてえ。やりてえ」と、広島のライダー。
「何人くらい、経験したんだい?」と、別のライダー。
 若い奴ばっかりなので、酒がはいるとこんな話ばっかり。話を聞いていると、どうやら23、4歳くらいが多いようだ。いかに自分が身体を鍛えているかという話になり、上半身裸になるやつまでいる──広島のライダーだ。
 疲れていたので、余興もそこそこに10時くらいにはテントに引き上げる。

サロマ湖 三里浜


1998年7月8日 北海道ツーリング 11日目

2025年02月02日 | 1998年 北海道ツーリング
7月8日(水)東川~網走(呼人浦キャンプ場)




 朝7時にはK代宅を出発。弁当までつくってもらい恐縮する。今日は雨が全道的に広がるというので、曇り空の下を層雲峡方面に急ぐ。つるつる温泉というのが安くて泊まれるのじゃないかとKの旦那に聞いていたが、石北峠を抜けていってみると、1泊7000円とのこと。雨の中でテントを張るのはわずらわしい。予約しようかと立ち寄ってみたが、結局、網走まで走ってしまう。つるつる温泉の宿、今回はパス。

 今にも降ってきそうな空の下、午後12時過ぎには網走湖畔「呼人浦キャンプ場」にテントを張る。今のところ、バイクは7、8台。キャンプ場のすぐ横を国道が走っているのが、少々うるさい。外でぼやっとしていると、ヌカカの集団がすぐに集まってくる

 テントの中で週刊誌や雑誌を読んで過ごしていると、小雨。
 すぐ前にテントを張っている大阪のハーレーのライダーから、女満別の農家からもらってきたというサクランボをもらう。ここにくる途中、女満別のキャンプ場前をウロウロしているときに、彼にこのキャンプ場を教えてもらった。小雨の中、午後9時前後には就寝。


呼人浦キャンプ場。
奥の木の下にテントを張っている。 



1998年7月7日 北海道ツーリング 10日目

2025年02月01日 | 1998年 北海道ツーリング
7月7日(火)東川泊



 カミさんの乗る午後1時発の東京行の予約を5時40分に変便してもらい、K代が懇意にしている旭岳の「山荘」に連れていってもらう。カミさんたちは車。自分はバイク。さっそく温泉には浸からせてもらうが。イチイの木が、壁と床に張ってあり、赤い木肌が気持いい。眼下には谷川。女風呂にはキハダが使われているらしい。くつろぎの間(?)にもアカエゾマツのでかいテーブルやイスがある。風呂同様、手作りのようだ。食堂でアイヌネギを使ったラーメンをご馳走になる。東川に帰る途中、夕立。ずぶぬれになる。
 どうにも雨模様なので、今夜もう一晩、K代宅にお世話になることにする。5時前、カミさんを見送りに旭川空港まで車で送っていく。夜、Kさんの故郷、愛媛「川の浜」の人々が載っている写真集などを見せてもらう。


大雪山に向かう途中だったか。


大雪山・旭岳の麓