前回の投稿から随分間があいてしまいまして、すみません。(別にあやまることもないか)
最近、急に家を買う話が浮上して、建売やら、土地やら、注文住宅やら調べていたんですが、これからローンの金利が上がってくる気配があり、また、3月は決算期ということで、いますぐ決めれば、いろいろとお得なオプションがあるとか、セールスの人に脅され(?)、今、非常にあせってプランを練っています。
今のところ、トヨタホームのエスパシオ・メッツォがいいな~と思っています。
12 ピーターの初陣
同じころ。
ビーバーとこどもたちは急に春になった森のなかを夢のような気持ちで歩いていました。
日が傾きかけたころ、ビーバーさんは「もう遠くありません」というと、川ぞいの道をはずれ、山の斜面をのぼりはじめました。
ルーシィがもう一度休憩せずにのぼりきれるかしら、と思ったとき、目の前がひらけ、草原にでました。
草原の中央に石舞台の名のとおり、4本の大きな岩の柱に支えられた巨大な平たい岩が乗ってるのが見えました。
その横に大テントがあり、動物や妖精があつまっていて、彼らの視線の先に会いに来た、その人がいました。
その姿を見て、皆、緊張してしまいました。
「どうぞ、ビーバーさんからお先に、」ピーター。
「いや、私は動物ですから、」
「じゃ、スーザン、レディ・ファーストだから・・・」
「年上はあなたよ、」
と、ひともんちゃくの後、ピーターが決心して、アスランの前に進み出ました。
「われら、ここにまいりました。アスランよ。」
「ようこそ、アダムとイヴの子供たち、そして、ビーバー夫妻。」
アスランの声は堂々として、同時におだやかで、子供たちを落ち着かせました。
「して、もう一人はどこに?」
「あの者は、みんなを裏切って、魔女の側につきました。アスランよ。」ビーバーさんが言いました。
その時、なにかがピーターにこう言わせました。
「その原因の一部はわたしのせいでした。アスランよ。わたしはあの弟をしかりとばしたのですが、そのせいで、間違ったほうに行かせたように思われます。」
するとアスランはピーターを大きな瞳でじっと見ただけでした。
「お願いです。エドマンドを助けてください。」ルーシィが言いました。
「あらゆる努力をしよう、しかし、それは簡単ではなさそうだ。」
その時、ルーシィはアスランの顔に悲しみの色が浮かぶのを見ました。しかし、次の瞬間、元の堂々とした顔にもどって、近くの動物に言いました。
「彼らに、食事と休憩を!ピーターはわたしと一緒に来なさい。」
アスランほピーターを草原の東のはしに連れました。
はるか彼方に海が見え、森と海の境に丘があり、その上に城が夕日を受けて赤くそまっていました。
「あれがケア・パラベルだ。そなたは長男だから、一の王となるであろう・・・」
その時、不意に、ふしぎなラッパの音が聞こえました。
「呼んでいる。そなたの妹の角笛だ。」
いそいでテントにもどると、大変な騒ぎになっていました。
スーザンはと見ると、木の枝に必死にぶらさがっていました。
その下で、熊かと見間違えるほどの大きな狼が、スーザンの足に噛み付こうと、何度もジャンプしていました。
ピーターは自分に勇気がみちているとは思いませんでした。それどころか気持ちがわるくなるような気がしました。といって、このさい、何かしなければならないことには変わりがありませんでした。
ピーターはサンタにもらった剣を引き抜いて、しゃにむに狼に突きかかりました。
生きているのか、死んでいるのか分らないような混乱した時間が過ぎると、狼はぐったりして動かなくなっていました。
スーザンは木から下りてきて、ピーターと抱き合いました。
死んだ狼はモーグリムでした。ほかの狼たちは親玉がやられたので、逃げ去っていきました。
「あいつらを追いかけろ!女主人のもとにいくぞ!そこにエドマンドがいるはずだ!」とアスランが大声で指示をだしました。
最近、急に家を買う話が浮上して、建売やら、土地やら、注文住宅やら調べていたんですが、これからローンの金利が上がってくる気配があり、また、3月は決算期ということで、いますぐ決めれば、いろいろとお得なオプションがあるとか、セールスの人に脅され(?)、今、非常にあせってプランを練っています。
今のところ、トヨタホームのエスパシオ・メッツォがいいな~と思っています。
12 ピーターの初陣
同じころ。
ビーバーとこどもたちは急に春になった森のなかを夢のような気持ちで歩いていました。
日が傾きかけたころ、ビーバーさんは「もう遠くありません」というと、川ぞいの道をはずれ、山の斜面をのぼりはじめました。
ルーシィがもう一度休憩せずにのぼりきれるかしら、と思ったとき、目の前がひらけ、草原にでました。
草原の中央に石舞台の名のとおり、4本の大きな岩の柱に支えられた巨大な平たい岩が乗ってるのが見えました。
その横に大テントがあり、動物や妖精があつまっていて、彼らの視線の先に会いに来た、その人がいました。
その姿を見て、皆、緊張してしまいました。
「どうぞ、ビーバーさんからお先に、」ピーター。
「いや、私は動物ですから、」
「じゃ、スーザン、レディ・ファーストだから・・・」
「年上はあなたよ、」
と、ひともんちゃくの後、ピーターが決心して、アスランの前に進み出ました。
「われら、ここにまいりました。アスランよ。」
「ようこそ、アダムとイヴの子供たち、そして、ビーバー夫妻。」
アスランの声は堂々として、同時におだやかで、子供たちを落ち着かせました。
「して、もう一人はどこに?」
「あの者は、みんなを裏切って、魔女の側につきました。アスランよ。」ビーバーさんが言いました。
その時、なにかがピーターにこう言わせました。
「その原因の一部はわたしのせいでした。アスランよ。わたしはあの弟をしかりとばしたのですが、そのせいで、間違ったほうに行かせたように思われます。」
するとアスランはピーターを大きな瞳でじっと見ただけでした。
「お願いです。エドマンドを助けてください。」ルーシィが言いました。
「あらゆる努力をしよう、しかし、それは簡単ではなさそうだ。」
その時、ルーシィはアスランの顔に悲しみの色が浮かぶのを見ました。しかし、次の瞬間、元の堂々とした顔にもどって、近くの動物に言いました。
「彼らに、食事と休憩を!ピーターはわたしと一緒に来なさい。」
アスランほピーターを草原の東のはしに連れました。
はるか彼方に海が見え、森と海の境に丘があり、その上に城が夕日を受けて赤くそまっていました。
「あれがケア・パラベルだ。そなたは長男だから、一の王となるであろう・・・」
その時、不意に、ふしぎなラッパの音が聞こえました。
「呼んでいる。そなたの妹の角笛だ。」
いそいでテントにもどると、大変な騒ぎになっていました。
スーザンはと見ると、木の枝に必死にぶらさがっていました。
その下で、熊かと見間違えるほどの大きな狼が、スーザンの足に噛み付こうと、何度もジャンプしていました。
ピーターは自分に勇気がみちているとは思いませんでした。それどころか気持ちがわるくなるような気がしました。といって、このさい、何かしなければならないことには変わりがありませんでした。
ピーターはサンタにもらった剣を引き抜いて、しゃにむに狼に突きかかりました。
生きているのか、死んでいるのか分らないような混乱した時間が過ぎると、狼はぐったりして動かなくなっていました。
スーザンは木から下りてきて、ピーターと抱き合いました。
死んだ狼はモーグリムでした。ほかの狼たちは親玉がやられたので、逃げ去っていきました。
「あいつらを追いかけろ!女主人のもとにいくぞ!そこにエドマンドがいるはずだ!」とアスランが大声で指示をだしました。