新・日常も沖雅也よ永遠に

お引越ししました。

(無題)

2011-08-11 15:07:00 | 沖雅也
昨日は久々に墓参をして来た。
日本へ戻ったら足繁く掃除にでも通おうと考えていたのに、日常はそれを許さない。
昨日は何故かどうしても行かなくてはいけないような気がして勢いで行ったのだが、
それはお盆が近いせいだろうか。
お盆が近いといっても、墓地を見回した限り新しい花が活けられている様子はない。
13日のお盆の入りに合わせるのが本当なのだろう。

私が現在住んでいる神奈川県某所では、お盆の入りにお墓までご先祖様を迎えに行く風習がある。
その話を聞いた時は、私が育った街と車で小一時間と離れていない土地なのに、まだこんな風習が生きているのかと驚いたが、なかなか風流でご先祖様を敬う行事だと思う。
先日、それに先立って、墓地と比較的近い場所に住む私が掃除に行ったのだが、膝を悪くしているのでバランスを崩し、墓石の角に腰骨を強打して四針縫うという怪我をしてしまった。
まだまだ供養が足りないとのご先祖様のお達しか、はたまた何かを教えようとして下さったのか。


怪談ではない。
沖さんが亡くなる数日前、我が家に飾ってあった祖父の写真の口から赤いものが流れているのを発見した。
見間違いかと思って複数の人に確認してもらったが、確かに赤いものが流れている。
天井近くに飾っているのでジュースなどをこぼしたはずもなしと話したものだ。
あれは私を可愛がってくれた祖父が何かを教えようとしてくれていたのかも知れない。
ちゃんと教えてくれないとわからないじゃないのと祖父に愚痴りながら、
沖さんの幸せを一番に考えていたのなら、
そのサインからまず沖さんの無事を何としても確認すべきだったのではないかと、
また自分を責めた。
必要以上に自分を責め、私には何も出来なくて当然なのだから責める必要はない
と言われては、また傷ついた日々だった。