いつもブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。 最近、マックに行くと、裏メニューというのがあります。これって税理士事務所でも、あるのかなと思い、今回は、税理士事務所における裏メニューと思われるものをあげてみます。
この投稿での裏メニューの定義は、 ①Googleで税理士事務所のHPを閲覧しても、あまりサービス内容に登場しないもの ②異業種交流会でいろんな業種のかたと話していても、ピンとこないもの ③基本的にすでに顧問契約をしていただいている常連のお客様向けのもの とします。あくまで個人的な見解ですのでご了承ください。
裏メニューの前に、表のメニューをあげてみます。
表のメニュー 記帳代行 決算書の作成 申告書(法人税、地方税、消費税、所得税、相続税)の作成・提出 経営分析 税務相談 節税対策 各種税務届出書の作成・提出 源泉所得税の計算、納付書作成 会計ソフトの入力の指導 納税計画作成 クラウド会計導入支援 会社設立支援 経理代行 給与計算 税務調査立会 年末調整、源泉徴収票の交付 法定調書、償却資産税の作成・提出
表のメニューの特徴は、どの事務所もやっていることです。これに対して、裏メニューは、他の事務所ではあまりやっていないことです。
裏メニュー MAS監査 経営会議 社員向けの財務研修 補助金の申請代行
MAS監査とは、マネジメント・アドバイザリー・サービスの頭文字をとったものですが、名刺交換をするとよく「エム・エー・エス監査って何ですか?」と聞かれます。経営計画をつくって、予算と実績を対比させながら、対策を練り、PDCAサイクルを回すものです。これを1年継続した会社では、数字の管理が行きとどき、利益の出やすい体質になります。
経営会議は、いろんなやり方はありますが、一つは経営計画を共有する場として経営者と社員ないし幹部の意思疎通を図り、会社のしくみ作りに貢献するものです。以前、埼玉県の朝霞市で行ったときは、大変好評でした。
社員向けの財務研修は、金融機関の方向けに財務分析のしかたなどを2時間ほどかけて教えるものです。臨時的な業務なので、表のメニューとしては出しずらいです。
補助金の申請代行ですが、直近の「ものづくり補助金」の申請における認定支援期間は、ほとんど金融機関です。税理士事務所でやっているところは少ないので裏メニューに分類しました。
裏メニューに共通するのは、経理や税務以外でお客様のお役にたてることがないかという視点です。所属事務所ではMAS監査の専用HPからも情報の発信に努めています。
表メニュー以外にも裏メニューを見てみたいというかたがいましたらお立ち寄りください。
tadao@tkcnf.or.jp