ようよう秋らしくなり、奈良の国中も稲穂が垂れ色付き始めたが、今年は異様な光景が田んぼに見られる!それは黄緑色の稲田に丸い茶色のシミの様な枯れがあちらこちらに出来てるのである。これは、トビイロウンカなどによる稲の吸汁被害による坪枯れと言われるものである。最近ネットのニュースで出ていた九州地方地方にウンカの被害多発と出ていた。それがこの奈良盆地のど真ん中に発生したようだ。ここ一週間くらいの前ぐらいから出かけたと(坪枯れが)思われれる。トビイロウンカ(秋ウンカ)は稲の害虫で中国南部で発生し、ジェット気流や台風などの風に乗って海を越え、九州地方に上陸し稲株に寄生して吸汁し仲間を増やし坪枯れと呼ばれる坪状に稲を枯らせてしまう。そして、だんだん周辺に移動しては被害を拡大させていく。実家も農業をしているのだが、こんなに被害が目立ったのは二三十年間は見られなかったと思う。私は、農業には詳しくはないのだが、ここ奈良の国中では月が替わればぼちぼちとヒノヒカリなどの中生の稲刈りが始まるが、収穫までに散布可能な農薬があるのであれば、至急散布される事を勧める!※写真病害虫・雑草の情報基地より
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