今日のお昼、NHKラジオ番組「竹内陶子のごごカフェ」かMBS「こんにちわコンちゃんお昼ですよ!」どちらかのラジオ番組で(両方に時々切り替えて聴いてたので)月の話題をされていたのだが、今月は満月が二回あり10月1日と10月31日である、それで今月末の満月をブルームーンと呼ぶらしい。その満月は2020年では最も地球から離れていて、今年4月8日のスーパームーンと比べ今年10月1日のコンデジで撮った満月(十五夜)。ブルームーンといえばこの「Blue Moon of Kentucky」というブルーグラスの名曲が思い浮かぶ。
さて、日本人と月は上古より非常にかかわりが深い。前記の番組でも触れられていたのだが、満月の次の日の十六夜を「いざよい」出るのをためらうという意味からか、また「不知夜月」「既望」と呼ばれたいする。次の夜の月を「立待月」夕方月が出るのを今か今かと立って待つからの意。その次の夜の月を「居待月」座って待つからの意。更に次の夜の月を「寝待月」昨夜より更に遅くなるので寝て待つの意。また更に次の夜の月を「更待月」といい更に夜更けになるという意。この様に月出だけをとっても色々な呼び方があり、如何に月と日本人は関わりが深いかである。何よりも明治までは「太陰暦」を使い、生活や行事に深く関わっていたからである。付録:月に関係する秋の季語(角川、図説俳句大歳時記より)初月(新月の事) 二日月 三日月 夕月夜 待宵(十四夜の月)名月 無月(十五夜が曇って見えない事)雨月 十六夜 立待月 居待月 臥待月 更待月 月 月代(月の出ようとする時)上り月 降り月 弓張月 有明月 後の月など以上。