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And This Is Not Elf Land

The Frankie Valli and the 4 Seasons Anthology

ついに買ってしまった…フランキー・ヴァリとフォー・シーズンズのCD。
JERSEY BOYS(ジャージー・ボーイズ)マニア道を驀進中~♪

これ、Amazon JAPANの商品ページを見ると、2005年初頭の書き込みで、熱心なファンと思われる方の「彼らの再評価の可能性については悲観的だが…」と述べられているレビューがありますが…この年の暮れにBroadwayでJERSEY BOYSがオープンします。このときにNYに行っているんだけど…新作としてCOLOR PURPLEを観てしまったっていうのが(ええ、「観てしまった」というのが正直な印象)悔やまれて仕方がありませんね。

ま、とにかく…フォー・シーズンズなどの古い洋楽が好きで、且つミュージカル(それも海外の)に興味のある人なんて実数としてはかなり少ないでしょうから、今のJERSEY BOYSの大ヒットから始まったフォー・シーズンズの再評価も、日本ではあまり知られていないのではないかな~

そう言えば、先日のJERSEY BOYSのミネアポリスの公演が、ミネアポリスにおける舞台ミュージカルbox officeの記録を塗り替えたそうです。これまではTHE LION KINGが最高だったらしい。このニュースからも分かるように、もう、あちらでは凄まじい人気。

(でもネ、きっと多くの日本人が観ても「ええ~っ!?コレがあのライオン・キングより人気があるの~?」という感じだと思いますよ)

で、改めて彼らのオリジナル曲を聴いてみると、「こ、これ…こんなスローテンポな曲だったっけ?!」と驚いたのがSherry(シェリー)、Rag Doll(悲しきラグドール)。

後期の代表曲であり、(当時の流行りでもあった)ディスコ風のDecember, 1963 (Oh, What a Night)あたりになると、ハーモニーやベースとドラムのジャムが素晴らしく、一音一音伸ばすように歌うパートがやけに気持ちいい。(特に♪…when she waaaalkedin the roooom ~~のところ)

舞台は舞台で、この曲がフィーチャーされているんですが、サントラでこの曲を聴くと「舞台の興奮がよみがえる」。でもオリジナル版を聴くと「ライブが観たくなる」…舞台翻案にあたっては、1曲1曲、最大限の舞台効果または舞台との最大限の調和を念頭に置いて、綿密なアレンジがなされたものと思われます。

ジュークボックス・ミュージカルと言っても、単にヒット曲を披露すればいいというものではないのですよ。


フォー・シーズンズのキャッチーなメロディーと特徴のある打ち込みは初期からずっと変わっていない感じ。それと「センチメンタルで優しい」歌詞もいい。これもJERSEY BOYS成功のカギになっていると思いますね。追憶とはセンチメンタルなものなのだ(…と、某劇作家が言っていた)


彼らは舞台ミュージカルとなって大ヒットし、それが再評価につながったわけです。

コメント一覧

master of my domain
初めてJERSEY BOYSを観て以来、このサントラ盤はヘビロテ状態だったのですが、最近はフォー・シーズンズの方をよく聴いています。JERSEY BOYSもオリジナルに忠実に再現していると評判なのですが、やはり細かい部分で「舞台」を意識した音作りになっています。オリジナルの方は、本当にポップ・ミュージックの醍醐味で、聴きごたえがあります。
ベンジャミン様はすでにチェック済みでいらっしゃるかも知れませんが、JERSEY BOYS関連音楽や関係者のインタビューなどをノンストップで流しているネットラジオがありますので、リンクを貼っておきます。わたしも、BGM代わりに聴いている毎日です(笑)
http://www.broadwayworld.com/jbradio.cfm
ベンジャミン
狭いもんです
http://blog.goo.ne.jp/fenbu
私自身も、ミュージカル自を見ることはないんですが、応援したくなるんです。
ビーチ・ボーイズなど、いくつかのポップ・アーティストが、ABBAに習って、ミュージカルからのリバイバルを狙うも、多くが不発だったのが気になってまして。
そしたら、こちらは大人気とおっしゃるではないですか。歓喜歓喜です。
また様子を伺いに来ます。
master of my domain
ありがとうございます
ベンジャミン様、コメントありがとうございます。

「ボブ・ゴーディオ」で検索していましたら、そちらにたどり着いたのです。

amazonのレビューもベンジャミン様のものだったとは!!世の中(もとい)ネットの世界は狭いもんですねFour Seasonsにかなりの思い入れを持っていらっしゃる方のレビューとお見受けしました。

日本では「ミュージカル」に関心のある人はまだまだ限られていて、音楽ファンと必ずしも被らない部分もあるので、近年の彼らをめぐる動きをご存知ない方もいらっしゃるのではないかと思ったのでした。

私も、これを機会に、この時代の音楽をもっと深く知りたいと思っています。よろっしくお願いします♪
ベンジャミン
驚き
http://blog.goo.ne.jp/fenbu
こんばんは!
御来訪、ありがとうございました!
いや、本当に驚きました。
まさか私のレビューについて言及いただいていたとは。
ありがとうございます。

それにしても、このミュージカルは要チェックですね。ありがとうございます。

私のブログでは、2回ほど彼らを取り上げてますが、今後も紹介する予定ですので、いつかまた覗きに来てください。
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