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25日にはテルアビブでプレミア試写会が開かれ、多くのファンに囲まれました。(トップの写真)ハリウッド映画にヘブライ語の文字がついてるのが真新しい感じがしますね。
(とは言っても、NY・ブルックリンのウィリアムズバーグ辺りへ行けば、こういう文字の看板をたくさん見かけるんですが)
(しかし、こういう文字をバックにすると…やっぱ、Jerryって顔が濃いですね…?…)
とにかく、中東のヘブライ語の国で、NYのど真ん中に住む今どきの都会人たちが早口英語で喋り捲るSEINFELD(となりのサインフェルド)が、これほどの関心と人気を集めるというのも面白い現象だとニュースは伝えています。
実際、イスラエルのメディアでは、重要な政治のニュースよりも、Jerry Seinfeld訪問のニュースの方が大きいんじゃないかと思えるような扱いなんだとか…。
TVの政治アナリストであるアブラモビッツ氏などは、近くブッシュ大統領の呼びかけで開かれる中東サミットのことを”Yada, yada, yada”と称したのだそう。(「何の意味もない」と言いたくて)関連記事
もっとも、イスラエルとシリアの話し合いが再開されれば、イスラエル側がゴラン高原を返還するという結果になるのではないかという見通しもあることから、とにかく、今はJerry Seinfeld訪問という明るく楽しいニュースに人々の興味が傾いている模様。
Jerry Seinfeldはまさに国賓級の扱いで、これまでも、芸能関係者で大統領と首相の二人と会談できた人はごく僅かしかいない。Jerry自身も身に余る光栄だと思っているようです。
37年前、キブツ(集団農場)で働くためにイスラエルにやってきたときは「誰も僕のサインも欲しがらなければ、一緒に写真を撮って欲しいと頼まれもしなかった。ただ、バナナの葉は好きに刈らせてくれたけどね…首相には一度だってお目にかかれなかったよ」
この本は↓
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SEINLANGUAGEという、Jerryのスタンダップネタを集めた本ですね。私も持ってますよ(笑)