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And This Is Not Elf Land

ついに殿堂入り



Yahoo USAのヘッドラインに、ニール・ダイアモンドとアリス・クーパーの写真が並んで載っているんでビックリ!

Yahoo USAで、このブログが紹介されてんのかと思って慌てました(?)

…だって、タイミングよすぎるでしょ!
このお二方、つい最近取り上げたばかりですよ(!)
こちらこちら


思えば…
10年ぐらい前、アメリカの人と話しているときに、きっかけは忘れたけれど、なんとなくこの二人の話題になって、で…私が彼らについて知っていることをいろいろと語り始めたら、彼女、じっと私を見て

「あなたって面白い人ね。日本人なのに、なんで、こんなobscureなアメリカのスターのことをよく知っているの?」


とは言っても、ニ―ル・ダイアモンドもアリス・クーパーも、アメリカ本国ではかなりの人気なんですよね…ただ二人とも、その認知度と人気のわりには、Rock and Roll Hall of Fame(ロックンロールの殿堂)に…「入る」どころか、ノミネートもされたことがなかったのでした。

ところが今回、ご両人がめでたく殿堂入りすることになったとのこと。セレモニーは来年3月にNYCのウォルドルフ・アストリア・ホテルであります。(当日、あのあたりをうろついていたら、彼らに会えるってことでしょうか?)


ニール・ダイアモンドは、長年ノミネートをされなかったことに関しては「そんなに気にしてはいなかった」とは言っていますが、それでも「生きているうちに殿堂入りできてよかった」とも~。ニールのキャリアは長く、注目を浴び始めたのは、イングリッシュ・インヴィジョンの真っただ中でしたが、それでも、特に、時代の流行に乗るようなスタイルの音楽を目指したことはなかったと言っています。ただただ、曲を書いて、歌を歌い続けていただけであると。

アリス・クーパーは、「殿堂入り」というのはwaiting gameのようなものだと思っていたと言っています。彼らの音楽は、ロックの世界に初めて劇的な要素を取り入れたことでも知られており、アリス自身が語るには、当時のリハでは、音楽的なことは1割のみで、残りはすべて、本番で、劇的な効果をいかに成功させるかということに費やされたそうですよ。(だから、先日書いたように「ブロードウェイに持ってくる」可能性は低くないんですよね…一方では「やり尽くした感」もあるんじゃないかと思うんですがね)

そう言えば、ロック評論家のS谷Y一さんは、昔からアリス・クーパー贔屓でいらっしゃいましたよね。氏も感無量でしょう。


さて、「ロックンロールの殿堂」の話が出たついでですが、あのフォーシーズンズが殿堂入りしたのは1990年のことでありました。JERSEY BOYSのそのシーンでは、トミー・デヴィートが「これって、凄いことだよな。アカデミー賞やエミー賞はお金で買えるけど、これは人々から選ばれたものだからな」などと嘯きます…でも…「じゃあ、トニー賞はどうなんだよ!」というツッコミをいろんなところで目にしておりますけどね(笑)


ということで、
ご両人
おめでとうございます、
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