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And This Is Not Elf Land

Jerry’s Anti-Trailer

日本公開がビミョーなBEE MOVIEのtrailerの第2弾、スティーブン・スピルバーグが登場しています。

BEE MOVIEとはDream WorksによるCGアニメで、全米では11月に公開予定。ここで取り上げているSEINFELD(となりのサインフェルド)のJerry Seinfeldがプロデュースと主役の声を担当しています。

このBEE MOVIEのtrailer(予告編)というのが、また人を食ったような代物でして…「Seinfeldがあたりまえの予告編に蜂の一刺し!」なんて話題になっているんです。「蜂の一刺し」なんて懐かしいですね~(?)

2月頃にリリースされたものもバカバカしいんですが、最近の第2弾はスピルバーグ監督まで登場して(監督は実際、BEE MOVIEのプロデューサーの一人に名前を連ねています)お馬鹿度がアップしています。

こちらからどうぞ

だいたいね、この映画はあくまでもCGアニメなので、Jerryが蜂の着ぐるみで登場なんてしないんですよ。(しかし、この着ぐるみ姿…このまま埋もれさせるにはもったいな~い!これで「ライオンキング」の向こうを張るような舞台ミュージカルでもやってくださいなっ!)

第2弾では、かつてETに感動したJerryがスピルバーグ監督の下でBEE MOVIEを作っています。Jerryは本人が顔を出さないとJerry Seinfeldが出ていると信じてもらえないだろうと、あくまでも「顔出し」にこだわって着ぐるみで撮影しているんですが、どうも上手くいかない。スピルバーグ監督は「ETのときはPlay-Doh(発泡スチロール)と細い針金で上手く行ったんだが…」と言います。(これはウソです…笑)

監督は「アニメにしたらどうだい?」とアドバイスします。「アニメか…でも、どうやって描くんだよ~」なんて悩むJerryでしたが、アニメになったJerryは動きも自由自在!…「最初からこうやれば良かった!」と思うのでした。

で、trying to open November 2007というテロップが入ります。trying to…なんだそうです。

本当の映画のシーンを使わないtrailerというのは、数年前のドキュメンタリー映画COMEDIANでも同じ手法を用いています。「観客は映画の一部分を見せて必死で客を呼ぼうとする宣伝方法には飽き飽きしているはずだ。」とJerryは言ってるとか。

で、日本公開ですけどねー!エジプトなどでも公開が決まっているではありませんか!?「エジプトなどでも」なんて言い方は差し障りがありそうですけど…でも、アメリカ文化の受容には慎重な国という印象があります。これで日本公開ナシだったら泣くに泣けませんよ。ていうか…私は喚きます!

それにしても、このtrailerを観ていても…Jerry Seinfeldに近い喋り方をする日本の芸能人はデーブ・スペクターな気がするんですけど…ダメ?!
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