ここでは、新作ミュージカルCUTMANの情報を随時更新していきます
(Last Update 2/01/2011)
写真を追加しました。
CUTMANについて
まず、「初めの一歩」からいきましょう~
2000年9月
コーリー・グラントとジャレッド・マイケル・コセリアが共同でプロダクション(バナーNYC)を設立。以来、二人でさまざまな舞台を手掛けてきました。
主なもののひとつに、LIGHTNING FIELDがあります。これは、ジャレッドがディレクターをつとめ、コーリーが主演し、2005年にフリンジNYでベスト・プレイに選ばれるなど、各方面で高い評価を受けました。2年後には、ロンドンでも上演されています。(しかし、オバサンが一人で観にいくとしたら、ちょっと辛いかも…な内容)ちなみに、この音楽は、CUTMANの音楽を担当しているドリュー・ブロディでした。
その他にも、さまざまなリージョナル・シアターのプロダクションに、ジャレッドが演出を手がけ、コーリーが出演するというパターンで参加しています。
2006年には、ミュージカル映画『艶笑』(これねぇ、原題表記すると、怪しいスパムがつきそうなので…)を制作しています。コーリーはプロデューサー&出演、ジャレッドは出演、とクレジットされていますが、この映像(トレーラー)は、今なお、どうやっても見つけることができません。
まぁとにかく…そんな中で、二人がオリジナル・ミュージカルCUTMANを創りだしていったわけですが、詳しい経緯については、今後、さまざまなインタビューを通して語られていくことでしょう(楽しみにしています)
また、コーリーは2006年、(バナーNYCではなく)別のプロダクションによるプレイ、BROKEN HANDSに知的障害のあるボクサーの役で主演し、この役で、フリンジNYのベスト・アクターに選ばれています。ボクサー役を演じるのは今回が初めてではありません。
ぐっと最近の話になりますが、バナーNYCが手がけている、もう一つのオリジナル・ミュージカルDERMAが2010年3月にリーディングを行っています。これは、一人の女性の大学入学の日からストリーが始まります。彼女は恋に落ち、波乱の結婚生活を体験し…一方では、稀な皮膚病と重症の神経症と闘いながらも…強い精神力で、自分のアイデンティティー確立していくというストリーらしい。50年代~70年代のポップ・ソングのようなスコアに乗せて、主人公の半生をたどるミュージカル。CUTMANと同じく、ドリュー・ブロディが音楽を担当しています。コーリー・グラントとジャレッド・マイケル・コセリアの共同脚本。(これ、NYMFで取り上げてくれたら、観に行く…NEXT TO某なんて、ち~っとも私の好きな話じゃなかったけど、こういうストリーは好みかも)(これ、独り言ねw)
2007年7月
CUTMANはNew York Musical Theatre Festival(NYMF)への参加が決まりました。
2007年10月
NYMFのDevelopmental Reading Seriesの一つとして参加。計3回のパフォーマンスを行いました。
これには、な…なんと!某Mさまが「ニアミス」していらっしゃいます(!)NYMFに興味をお持ちだった某Mさまは、数多いエントリー作品の中から、たまたま別の作品をセレクトして鑑賞されましたが、もし、あのとき、某MさまがCUTMANをご覧になっていたとしたら…(つまり、Elaine’sを「差し置いて」)まぁ、そんなことになっていようものなら、今頃Elaine’sにシバかれているに違いない…(?)と、ご本人は、むしろ安どしていらっしゃるかもしれませんが、私はそんなに危ない人間ではありません(?)(説得力ねぇー)
はいはい…話が逸れまくっております。
さて、このリーディングで、コーリー・グラントは著名なキャスティング・ディレクターの目にとまり、JERSEY BOYS(JB)の主役である、フランキー・ヴァリ役のオーディションを受けるように強く勧められます。当人は「ジュークボックス・ミュージカルなんて、一生関わり合いになりたくないと思っていた。でも、しばらくは仕事もないし…と、初めてJBを、それもスタンディング・ルームで、観てみたら…その完成度の高さに驚いた」と2009年2月に、シカゴでのラジオ番組で語っています。
そして、オーディションに合格。さっそく、翌月、2007年11月から、マチネのフランキーとして、オーガスとウィルソン劇場のステージに立ちました。これは、かなりのクイック・ピックでありました。2010年9月にJBを離れるまでの間、フランキー役と並行して、CUTMANのdevelopmentにも関わっていくことになります。また、2008年10月から2009年3月までは、シカゴのJBでメインのフランキーをつとめました。(ちなみに、JBシカゴのPLAYBILLのプロフィルには「現在進行中の新作ミュージカルCUTMANに主演する」と明記してあります)
少し戻しましょう
2009年3月
42ndストリート・スタジオにて、アリス・リプリーも迎えて、関係者リーディングが行われました。ちなみに、アリス・リプリーはアリの恋人のオリビアを演じたものと思われます。オリビアは、アリの母が経営する洋裁店で働く女性で、ユダヤ人ではありません。このミュージカルでは、アリとオリビアの信仰の違いを超えた愛の行方も、もうひとつの主要なテーマとなっています。
2009年9月
チェルシー・スタジオにてワークショップ。
私が会った直後だな…あのときは「珍しく」上機嫌だった。
2010年5月
ワークショップが行われた模様(場所は不明)
2010年10月
Goodspeed Musical、2011年春のプロダクションとしての上演契約が成立。Goodspeedの新作developmentのための場であるNorma Terris Theatreにて、2011年5月12日~6月5日までの上演が決定する。
(これは、わたくしが直接ジャレッド・マイケル・コセリアから聞き出しました…笑)
2011年1月15日
Goodspeed Musical New Artists Festivalにおいて、プレビューを披露。
ここで公式にアナウンスされました。
クリエイティブ・チームの3人
左からドリュー・ブロディー、ジャレッド・マイケル・コセリア、コーリー・グラント
Norma Terris Theatreというのは、あくまでも「新作development」の場です。
ここがゴールではありません。どのミュージカルにも「最初の場」というのがあります。最初から巨大資本のバックアップがあり、いきなりBWへ行くようなプロジェクトは除外すれば、CUTMANは非常に恵まれた「最初の場」を与えられたと思います。
さぁ、これからどうなっていくのでしょう!?
早くも、この後は「いつ」「どこで」トライアウトをするんだ?それとも、ダイレクトにBWに行くのか?…などなど、気をもんでいますよ。(笑)
思えば…9月末にJBを去って3か月余りで、このような輝かしいニュースが聞けるというのに…なぜ私はじっと待っていられなかったのか!?自慢じゃないけど、この3ヶ月間で、「30年分」ぐらい騒ぎましたからねー
あ~、先が思いやられる(!?)
それでも、今後もお付き合いくださいませ。
【2月1日】
ひと月前から、アリの父母など、主要な役のキャスティング・コールがあったのですが、昨日から男性・女性のコーラス・アンサンブルのキャスティング・コールが出ています。
まぁ、順調で何よりですが…なんか「条件」が「?」だったものですから(…)まず、男性はヒップ・ホップのダンスができること。ウェルター級のボクサーに見える体格であること。(まぁ、主役がそうですから。主役と並んでも、しっくり馴染むようにという条件なのでしょうか。ちなみに、コーリーも、ヒップ・ホップのダンスはバリバリにできるはずです)
で、追記として…オーディションに来る人はタンクトップを着てくるように~とあるんですが{/face_ase2/もしくは、}肩の筋肉の付き具合がわかるようなシャツを着てくるようにお…ちなみに、女性は「足がよく見えるような」服装で来ることが条件なんだそうで…「肉体的条件」に相当こだわるってことなのでしょうか?まぁ、どのオーディションだって、身長制限とかあるわけですから、別にいいんですけどね…考えすぎるのはよそう
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