Billy Joel Ⅴ

やった～っ！初めての味噌カツ！…じゃなくて
ビリー・ジョエル＠ナゴヤ・ドーム!!

私は、基本的に「田舎モノ」なんで、「大都市」で目にするものは何でも珍しくて面白いんですが、名古屋は特に、見るからに「洋楽ひと筋♪ン十年！」という中年男性が多いようで面白かった。田舎では、あまり見ないタイプの人たちだったのでね…

ライブの話に戻します。

今回は後方だったけども、正面でステージ全体が見渡せましたし、何よりもBillyの声がよく出ていたし、本人もテンションが高くて、私としては大阪よりも好印象でした。

とにかく、声が「若い頃とあんまり変わらないんじゃないか」と思えるほど伸びていた。（私的には12 GardensのCDよりも良かった気がしたんだけど…気のせい?!）あの「聴いた感じは絹の手触りのイメージなんだけど、実際に触ったら肌に心地よいコットンだった…」みたいな、彼独特の歌声を堪能できましたよ。

本人もテンションが高かったです。でもなんか…やっぱりこれで日本に来ないつもりなのかなぁ…なんて寂しくなってきた。

It's Still Rock and Roll To Meのイントロではプレスリーの真似をしてましたし、Piano Manでは♪Da da da de de da～から、鍵盤を叩きつけながら「Sing!」と観客を促していましたし、

さらに…最後に大歓声の中で、私ははっきりと聞きましたよ～

Don’t take any shit from anybody!

ここで、突然ですが、ビリー・ジョエル関連記事の整理を…

ミュージカル　Movin' Out (NYで鑑賞）
ミュージカル　Movin' Out　（来日公演）
12月6日　大阪Ⅰ
同じく　Ⅱ
Billy Joel Ⅲ
Billy Joel Ⅳ



ただ、名古屋ではI Go To Extremesがなかったですね…。で、その分、私は最後までScenes From An Italian Restaurantに望みをかけたのですが…いいんです、ええ…

でも、今日はViennaを聴くことができました。以前にTVで、これはBillyがVienna(ウィーン)で指揮者をしている異母兄弟に会いに行ったときの印象を歌にしたと言っていました。時がゆっくりと流れているヨーロッパの感覚が新鮮に映ったのだと。

Your so ambitious for a juvenile
But then if you’re so smart,
then tell me why are you still so afraid
Where’s the fire? What’s the hurry about?
…
When will you realize,
Vennia waits for you


そのほか、
今日印象に残った楽曲は…

The River of Dreams…素晴らしいっ！ヴォーカルとピアノとバックが緊張感いっぱいにせめぎ合いながら最高の音を生み出しているんですよ。

New York State of Mind…もともと名曲なんですけどね、今日は声もよく伸びていたし、私は「このままBillyにさらわれてもいい！」とまで思ってしまったのでした…（妄想妄想）

We Didn't Start The Fire…音響のせいかもしれないのだけれど、大阪よりも聴きやすかった。いやー、言葉＋リズム＋メッセージ、堪能しましたよ！

Zanzibarは大阪のときの記事で「サキソフォンが良かった」なんて書いてましたが、今日観るとトランペットでした。（金管楽器の区別がつかない私…）これとMiami 2017は相変わらず絶品ですわ。こういう曲は小さいホールで聴きたいなぁ～（そうなったらチケットはいくらぐらい？…なんて、ついつい考えてしまう）

あとね、The Strangerも、今日は「けっこういい曲じゃん」と思いました。先日はけなしてスイマセン…

それにしても、なんで日本の観客はPiano Manのハーモニカで大拍手をするんでしょうか？私の中では「ハーモニカ＝フォーク・ソング」で、ちょっと引くんですけどね。あと、曲に入る前に弾く「さくらさくら」は、大阪でもそうだったけど、なんかミスタッチが目立つのは、やっぱ和音階に馴染んでないから??



さて、本当にBillyはもうこれで来ないのかな？

じゃあ、私は「Billy Joelの最後の来日公演を観た」生き証人になるのか…。でも、また来日してくれたら嬉しいけれど、そうなったらそうなったで、私はずっと「最後の来日公演を観る」ことに必死にこだわり続けそうだな。

NYでも観たいけれど、でも、やはり来日公演には来日公演の良さがありますよ～

何年たっても、幾つになっても来日してくださいね～っ！
私もBillyの最期を（？）この目で見届けるまで頑張りますから～