主役のNikki Blonsky(ニッキー・ブロンスキー)の紹介で
「歌もダンスも演技も全く経験がない、普通の女の子が頑張った!!」って
やたらと強調していました
あのネェ…
(これだからね~)
これ、私が公開を心待ちにしている映画の情報番組だということは
脇においといて、ちょっと言わせてもらいますよ!
ここの記事にもありますけど
ニッキーは3歳から歌のレッスンも受けているし、
アマチュア演劇でミュージカルなどにも出ているんですよ。
ダンスは初めてらしかったけど
とにかく、彼女は
舞台の「ヘアスプレー」に出るチャンスをずっと伺っていたんです。
もし、私がこの映画のことを何も知らないで
この特番を見たら…
私なら、この映画を絶対に見に行きません!
いやしくも、ブロードウェーの人気ミュージカルの映画化
歌も演技もダンスも「経験ゼロ」のド素人おねえちゃんに務まるわけがないんじゃありませんか?
(いくら天性の才能に恵まれていたとしても。
だいたい、オーディションに受かるというのは
血のにじむ努力の賜物と見るべきでしょう。)
とにかく、
そんな映画なら、ろくな仕上がりじゃないだろ!!…と確信しますよ。
(そう考えるのが「普通」じゃない?…違う?)
でも、日本の宣伝が
そこまで「経験ゼロ」の「普通の女の子」を強調したがるのは何故?
その方が「日本人にも親しみをもって受け入れらる」と考えたんでしょうか…
ニッキーのこれまでの歌のレッスンとか、アマチュア劇団でのミュージカルとか
そういうことをPRしない方が良いってことなのか???
たしかに、日本の芸能界では
普通の女の子の寄せ集めユニットが異常な人気を集めたり
ミュージカルだって何だって
その道未経験のタレントを起用することも少なくないです。
で、受け手も
プロとしての仕事振りよりは
一生懸命さみたいなものを、好感を持って受け止めてしまうというか
まるで、高校球児に拍手を送るような、「アマチュアリズム万歳!」
どのような場で、どのようなキャリアを積んできた人だから
どのような仕事が期待できるとか…
そういうことには誰も興味を示さないんですよね
で、みんな「子どもだまし」な「微笑ましさ」だけで満足してしまう
これでは世界に通用するエンターテインメントは生まれまい
最新の画像もっと見る
最近の「HAIRSPRAY」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- JERSEY BOYS (舞台ミュージカル)(127)
- JERSEY BOYS(映画)(43)
- JERSEY BOYS(来日公演)(9)
- JERSEY BOYS(日本版)(18)
- JERSEY BOYS(音楽関連)(30)
- Jerry Seinfeld(36)
- SEINFELD Cast(22)
- BEE MOVIE(40)
- CUTMAN(27)
- Theatre(118)
- Books(33)
- Music(84)
- Movies(111)
- THE PRODUCERS(20)
- CURB YOUR ENTHUSIASM(6)
- New York(49)
- HAIRSPRAY(33)
- SEINFELD(139)
- English(1)
- Unclassified(84)
バックナンバー
人気記事