原口摩純(Masumi HARAGUCHI) ブログ

ピアニスト原口摩純のオフィシャルなブログです。プロフィール、コンサート情報、CD情報、レッスン、日記が掲示されています。

素敵なピアノ

2003-01-28 | 原口摩純日記
ピアニストがほかの楽器奏者と一番違うことは、コンサートで自分の楽器を演奏するのではなくそこに設置してあるピアノをいきなり弾かなければならないことです。
したがって素晴らしいピアノに出会った時は本当に嬉しい。
ベルリンの巨匠ブランディスからデュオ・コンサートを依頼され、会場のピアノが本当に素晴らしかった時、ブランディスに何度も「マスミ、君は幸せか?」ときかれました。本当に美しい音のするピアノで、最後のアンコールのモーツァルトを弾き終わってブランディスに「素晴らしい」とお褒めの言葉をいただいた時は、思わず舞台の上で涙を流してしまいました。
昨日はある会場から頼まれてそんな素敵なピアノを探すべくスタインウェイとベーゼンドルファーに行ってきました。ウィーンの名器ベーゼンドルファーを弾くのはしばらくぶりでしたが甘~い繊細な音は素晴らしく、懐かしい気持ちになりました。
ベーゼンドルファーの最高機種で録音した私のファースト・アルバムも聴いてくださいね。


音楽の友3月号

2003-01-23 | 原口摩純日記
松山でのワークショップは、雑誌「音楽の友」にも報告記事として3月号に掲載されます。

お元気になられますように。。

2003-01-22 | 原口摩純日記
東京大学に行ったついでに、敷地内の東大病院に天皇陛下がご入院しているということでなんとなく通りがかってしまいました。
直立不動で仁王様のように立っているSPが沢山ました。たくさんの人が病院はとても混んでいました。
陛下はもちろんですが、皆様早くお元気になられますように。

腱鞘炎??!!!

2003-01-20 | 原口摩純日記
夏くらいからど~も腱鞘炎っぽくなってしまいました。
"っぽい"とうのは生まれてこのかた腱鞘炎なるものになったことがないので、本当にこれが腱鞘炎なるものかどうかわからないからです。
そして不思議なことにショパンのエチュードのように超難しい曲はなんでもなくて、子供がひくような「ソナチネ」や簡単な伴奏なんかになると右手がひきつって痛いのです。
「さぁ、困った」とばかりに行きましたよ~。あらゆるところへ。 どこかというと「はり」「灸」、芸大生がよく行くというウワサのカリスマ「気功はり整体」。しかしどちらもお高くて破産しそうだったので近所の保険がきいて1回100円!!の「整骨院」 それから「健美操」「太極拳」「温泉での湯治」。。。 でも、どれもなんとなくいいような。。変わらないような。。
しかし、やはりピアノの先生のところへ行き、フィンガー・コントロールをしていただいたら。。直りました!なんと実は2ヶ月も悶々として散財しておりましたが、完璧に直りました。あ~よかった。
腱鞘炎やピアノでの手のひきつりでお悩みの方はご一報くださいませ。 私はなんだかすっかりスペシャリストになったような気分です。
-ただし腱鞘炎がひどくなって手が上がらなくなってしまったような方は一日も早く病院の整形外科へ行くことをお勧めいたします。

松山~雑誌「ムジカノーヴァ」に執筆します

2003-01-15 | 原口摩純日記
ワークショップ終了後、道後温泉ではすっかりリラックスしてしまいましたが、帰ってきたらその時の報告原稿 を音楽雑誌に出すことになっていて3000文字も書かねばならず今日締切で大変でした。
3月号の「ムジカノーヴァ」に私が書かせていただいた文章が掲載されます。
ぜひご覧ください。
ちなみに 松山についてのこのエッセイは、かなりその原稿からの抜粋です。

「松山」Ⅴ

2003-01-15 | 原口摩純日記
ワークッショップ終了後、隣町の砥部にきて2時間砥部焼きの絵付けにひたすら没頭してしまい飛行機に乗り遅れそうになった"絵付け師、ますみ"。
離陸5分前だというのに何故か空港でおみやげを買い込み、すでに閉じられたゲートに入れてもらいスチュワーデスさんと二人で飛行機まで歩いて乗ったのでした。
ぼけ~と宇宙人してしまいました。 そういえば午前中は伊予かすり会館で藍染めでハンカチも自分で染めたんだった。私っていったい何者。。。

「松山」 Ⅳ

2003-01-15 | 原口摩純日記
このワークショップで一番感じたことは、子ども達の音楽に対する純粋で必死な気持ちです。
物事を成功に導く高い集中力はこういった純真な気持ちから生まれるものなのでしょう。
「年齢を重ねた分、ピアノに触れた時間が長いから私は今ここでこの子たちにレッスンなんてしているけれど、音楽を求めピアノを弾いていく、という行為や愛情には立場や年齢は関係ないんだ。私ももっともっと勉強しなくちゃ。人生は短し、されど芸術は長し!!」 と思い直しました。
またこういったことに環境はとても大切。
今回もご両親や、なによりもそこまでに生徒をレッスンなさった先生方、愛媛県の主催者の方々のご苦労は大変なものだったと思いました。
そして、このような機会を子どもたちが柔軟な心で受け止めて音楽をもっと好きになってくれれば、というみなさんの気持ちもひしと伝わってきました。

「松山」Ⅲ

2003-01-15 | 原口摩純日記
今回の松山での「子どものためのワークショップ」はクラシックやジャズ、ブラスバンド、バレエ、オペラ、文楽、邦楽、「金子みすずの世界」として朗読、人形芝居・・・とありとあらゆることに子どもたちは無料で参加できるという愛媛県としては初めての企画でした。
開催された1月12、13日は3000人収容の大ホールと1000人収容の音響の素晴らしいサブ・ホールのある愛媛県県民文化会館には、大人もふくめてたくさんの参加者がありました。

「松山」 Ⅱ

2003-01-15 | 原口摩純日記
松山市といえば、夏目漱石が教鞭をとり後に「坊ちゃん」の舞台としたり、正岡子規の生まれ故郷で現在三百十基余の歌碑がある俳都です。
そして「千と千尋の神隠し」の旅館を思い起こさせるような古い城郭式の道後温泉もあり、文化の香り高い四国最大の都市なのです。

「松山」 Ⅰ

2003-01-15 | 原口摩純日記
国宝、松山城のある愛媛県松山市にいってまいりました。
松山城は400年祭に湧いていて愛媛県文化振興財団主催による「子どものためのワークショップ」が開催されました。
その中で私が担当させていただいたのは「~プロのピアニストと共演~」という、とても独創的な企画。それと「公開レッスン」をして特に優秀な子どもはコンサートで演奏できる、というものでした。

健康には気をつけましょう

2003-01-10 | 原口摩純日記
今日はほんの少しご報告です。「ピアノの本」というヤマハなどにおいてある小冊子の1月号に私のインタビュー記事が掲載されています。もし楽器屋さんなどでみかけましたらぜひお手にとってご覧になってくださいませ。 (お恥ずかしいのですが。。)
このインタビユーの日はなんと直前に生まれて初めて受けた人間ドックで脹のバリウム検査というのをいたしまして、したがってその前は2日間絶食、そして地獄のバリウム責め、というのを終え死にそうな思いをして、その足でインタビユー会場に向かいました。
というわけでまず第一声は「なにか食べさせていただいてよろしいでしょうか」でした。そしてその後2時間しゃべりまくってしまったのでした。
あっ、もちろん検査結果は問題ありませんでした。
皆様、健康には気をつけましょう。

新年あけましておめでとうございます

2003-01-04 | 原口摩純日記
新年あけましておめでとうございます。
今年はぜったいぜったい、もっともっといい年にしたいと思っています。
本年もよろしくお願いいたします。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。