この度、東京オペラシティ・リサイタルホールにてコンサートに出演させていただくことになりました。
「音舞会」50周年記念のコンサートで私の恩師、深澤亮子先生や、東京芸大教授を今年ご退官されました北川暁子先生などすばらしいピアニスト達とともに出演させていただきます。
日時:2012年7月13日(金)18:30開演(18:00開場)
場所:東京オペラシティ・リサイタル・ホール
全席自由/3500円(学生2500円)
出演ピアニスト:戸引小夜子/山下早苗/八木宏子/新井知子/広瀬美紀子/東浦亜希子/深沢亮子/田中俊子/並木桂子/太田恵美子/原口摩純/大矢絢子/北川暁子(演奏順)
私、原口摩純はドビュッシー生誕150年を記念してドビュッシー作曲「喜びの島」を演奏します。
当日のプログラムより「喜びの島」の楽曲解説です。
『ルーヴル美術館所蔵のワトーの名画「シテール島への船出」から霊感を得て1904年に作曲された。シテール島とは愛の女神ヴィーナスの島、恋人達の悦楽の島とされていた。曲は頻繁に古代旋法が用いられ、ドビュッシー自身「演奏困難な曲でおおよそピアノで考え得るあらゆる方法を駆使している」といっている。曲は題材にそった劇的な展開となっている。冒頭のトリルは愛のキューピットによる出発の合図。次に出てくる低音でのリズムは“船出”を表現している。地中海を思わせる光や輝き、香りが交差し、洗練されたものと土着的なものとを絡み合わせ、人間や自然が高らかに謳い上げられていく。』
夏にふさわしく南フランスの香りただよう曲をどうぞお聴きください。
おいでいただけます方は是非,
原口摩純にご連絡ください。