日曜の晩というのは次の日の仕事に差し支えてはいけんので普段なら夜釣りには行かんのじゃが、金曜の夜が飲み会で昨日の夜は雨で今週末は釣りに行けてないので(昼には少し行って小物ばかり釣ってるんじゃけどね)、とりあえず臨時出動してきました。
っで、あるポイントで小物が入れ食いになり、暫く遊んだあと大物を求めてさまよっていると、普段は小物しか釣れない(っというか、大物が獲れない)ポイントで突然竿が絞り込まれたのじゃ。
目の前には桟橋のアンカーブロックとチェーン、そしてその先には係船ロープが縦横無尽に交差している。そもそもこのポイントは大物が掛かっても獲れないことが解っているので、普段なら大物が見えても竿を出さないポイントなのじゃが、移動中に何気なく水面へ落としたカニに見事にヒットしてしまった。
ラインは左に入っているのに魚は右の水面を大暴れしながら走っていく。左にあるチェーンの下をくぐって右に方向転換したようじゃ。
テンションを強めると蛎殻でラインが切れてしまうので少しテンションを緩めたのじゃが、それが間違いで、そのまま魚に主導権を握られてしまった。魚はこちらの願いなどお構いなしにどんどん係船ロープをくぐって行き、ついに隣の桟橋の向こうまで走ってしまい、予想に違わずラインがどこかの蛎殻に食い込んだのか、動きが止まってしまった。(去年もこんなことあったよねー)
魚はまだ外れていないようで、時折水面で水しぶきを上げている。
なんとか蛎殻からラインが外れないものかと竿の角度をいろいろと変えたりそうこうするうちに、ふっとテンションが抜けて、ざらざらになって切れたラインが戻ってきた。
ラインは切れたものの、まだ完全に蛎殻からは抜けていないようで、隣の桟橋の向こうで魚が波紋を立てている。
とりあえず竿を畳んで隣の桟橋へ移動し、ライトで水面を照らして視ると、なんとまあ久しぶりの年無しサイズが仕掛けに掛かったまま水面をのたうっているではないか。
何とかタモ網が届きそうだったのでタモ網を伸ばして掬おうとしたのじゃが、さすがに竿でコントロールしているわけではないので、なかなか掬うことも出来ず、そのうちにラインが蛎殻から抜けたのか、どこかへ泳ぎ去ってしまった。
う~ん、久しぶりの大物じゃったのに、残念じゃ。
まあ、この場所で大物獲るのはそもそも無理なんよね。
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