又七の不定記

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7.9:1・・・パワークランクなの?

2017-07-19 00:24:12 | Tools & Equipment

先日ヤフオクで気になるベイトリールを発見。
出品名はRevo3 PC-HS-L。クランクケースにはRevo POWER CRANK 6 と記されており、まあ普通に考えればパワークランク6ですわな。

しかし商品画像と説明文を見るとギア比7.9:1の表示。
加えてよく画像を見るとカムロックレス仕様。
さらに、注意してよくよくみないと気づかないが、おそらくハンドル長が90mmでハンドルノブキャップのデザインはMGX?。っとなるとメカニカルブレーキノブもドラグノブもMGXの流用かな?。

前の持ち主が何らかの狙いでドレスアップを施したリールであることが一見して分かり、単なる寄せ集めリールだったとすると中身が何なのか非常に興味をそそる一品である。
出品者は楽天市場にもショップを構えている古物商なので、まあ細かい質問しても詳細は分からないだろうから、とりあえずがんばって落札(笑)。

っで、本日納品したわけじゃが、商品が届いて開封してまず何をしたかというと、ドラグクリッカーが鳴るかどうかの確認。
ドラグノブを緩めてスプールを押さえてハンドルを回すとチリチリとドラグ音が鳴りました。
ABUのリールでギア比7.9:1のドラッグクリック仕様ってあったかいな?。
続いてギア比の確認。
スプールにちょっと印を付けてハンドルを回してハンドル一回転でスプールが何回転するかを確認してみると普通に6回転ちょっと。
ってことは本体と中身はパワークランク6そのままのようです。ドラグノブの7.9:1は誇大広告です(笑)。

っで続いてさっそく分解してみると、内部は錆びも腐食もなく余計なグリースも適度に拭き取られて綺麗なもので、特にオーバーホールの必要もなさそう。
それよりも驚いたのは、なんとまあマグネットブレーキが純正マグトラックスⅡの5穴ユニットではなく磁束プレートが幅広で7穴対応となっている社外品に交換してあり、1.5mmのネオジム磁石が2枚重ねで7組計14個もセットしてありました。
スプールのベアリングもシールドが無く、ブレーキユニット側のベアリングも純正品ではない模様。

再度組み上げてメカニカルブレーキをゼロポジションに、マグネットブレーキを最弱にしてスプールを指で弾いてみると・・・・
ドノーマルのプロマックスの方が長い時間スプールが回り続けます(爆)。
磁石が強力すぎるのか?
っで、7穴のうち4穴を1.5mm×1枚にしてみたんだけど、それでもプロマックスの方がスプールが長時間回転します(笑)。
プロマックスのスプールが重たくて慣性が大きいからなのか?それともパワークランクのベアリングが終わってる?

前の持ち主が何を釣る目的で何を投げて引っ張るためにこのようなチューニングを施したのかは知るよしもないが、とりあえずこの週末にでもアピアのベイトロッドにセットしてスズキ狙いで使ってみよう。


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