なんで20年以上前に買ったサッカーシューズを持ち出したかという話。
そもそもサッカーを始めたのが小学校の4年生だったか5年生の頃だたっと思う(記憶が定かでない)。
サッカーに続いて剣道も習い始めたのだが、6年生の夏休みに頭を負傷・入院してしまい、それ以来、頭に衝撃の加わるスポーツをすることを医者から止められ、剣道もサッカーも止めてしまいました。
まあ、中学・高校で体育の授業で行われる分に限っては良いでしょうって程度で、つまりバリバリのサッカー部員だったわけでもなく、未経験者よりは少しは上手ってくらいのレベルです。
大学院へ進んだ頃、ひょんなことから学部内で行われていたサッカーリーグのチームからお誘いがあり(単に人数が足りなくて声がかかっただけ)、頭の負傷から10年以上経ってるしもうそろそろいいでしょうって感じで久しぶりにサッカーを再開しました。
初めての試合は普通の運動靴で臨んだわけですが、当然やわらかい土+雑草のグランドでは滑りまくり、試合後に速攻でシューズを買いに行ったのだ。その時に買ったのがYASUDAだったわけですね。
ショップはミズノを売りたかったようですが、何足か試着して店内をしばらくうろうろさせてもらった結果、一番足に合ってたのがYASUDAだったわけです。
大学院を修了してからは、就職が決まってなかったので里へ帰り、バイトの合間に暇に任せて近所の小学校(母校)へ行き、体力維持のためしょっちゅう玉蹴りしてました。
そんなある日、少年サッカーのコーチをしていたおっちゃん(現在うちの子が所属しているクラブの総監督)に声をかけられて、一緒にコーチをすることになったわけです。
最近でこそサッカーを始めたばかりの子供でもサッカーシューズを履いて練習してますが、当時はまだ普通の運動靴で練習に来る子供が多かったですね。
んで暫くは、つま先が破れてそろそろ修理が必要かな?っという位にくたびれたYASUDAのスパイク履いてコーチしてたわけですが、さすがにおんぼろスパイクではコーチとしての威厳(何が威厳なのか良くわかりませんが、とにかくスパイク履いてる人は偉いんですよ!)が示せんだろうって事でサッカー専門店に行って修理を依頼すると、
「ここまで酷くなる前に持ってきてくださいよー。これ直すと新しいの一足買える値段になっちゃいますよ。」
「いやー、だって試合に出るわけでもないし、また頻繁に使うことになると思ってなかったもんで つい・・・」
っとうわけで新調することになったわけですね。
しかしJリーグが始まる前の時代で、ようやくミニサッカー(まだフットサルという呼び方はされてなかった)が少しずつ普及し始めた頃、草チームも殆どありません。当然選手として試合に出場する宛てはないし、加えて、練習中にうっかり子供の足を踏んだりしてしまったときのことを考えると、スパイクの購入は躊躇するわけです。
っということでアディダスのサッカートレーニング用シューズを新規購入して、それを履くようになりました。
っで、ようやく本題に戻りますが、バイトの関係で少年サッカーのコーチを止めてからはこのアディダスも当然出番がなくなったわけですね。その後、就職や転勤に伴う転居が何回か続くうちに、どこにしまったかさえ忘れてしまいました。
んで今回、久しぶりに履いてみようと思って探し回ったところ、アディダスは見つけることができず、色がはげてつま先の破れたYASUDAだけが発見されたってわけです。
革がやや硬くなってるものの特に型崩れも無く、履いてみるといいフィット感があり、懐かしさも手伝って「これでいいやっ!」っと、ソールのチェックを怠って使っちゃったわけですね(別にスパイクじゃなくっても良いのに馬鹿だねー・・・笑)。そして前回の記事のような悲惨な事態となり、正真正銘の廃棄物と化してしまいましたとさ。
今思えば、一足買える金額払ってでも修理しておけばよかったなー。
してしばらく捨てずに持っておいて、YASUDAの靴部門が復活したら修理に出そうかなー?
っでその時にこの靴を見た店員がこういうわけですよ。
「お客さん、この靴直す金額で中国製普及価格帯のシューズが3足買えちゃいますよ。どうします?」
(土・天然芝用、人工芝用、屋内フットサル用の3足持つのが最近のトレンドらしいです。)
そこですかさず,
「いえ、かまいませんので直して下さい!」
って言えればカッコイイんだろうけど、多分こう応えるんだろね。
「んじゃ、一足だけ買いますー」
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