「LED光源de顕微鏡観察」もなかなか良い照明が作れず企画倒れになりかけてます・・・
そもそもLEDって,可変抵抗で照度調節しようにも非常にコントロール幅が狭いとか,コンデンサー下の絞りを開放にしてても絞り込んだような見え方になり,そもそも絞りが効かないとか,細かい部分で色々と問題があります。
まあ,照度調節については可変抵抗をAタイプのものを使うとかでクリアできそうな気もしてますし,絞りの問題についてはLED自体が点光源に近いため,真ん中の強い光が絞りを抜けてしまうためだと考えられますので,光源をセンターから外せば何とかなりそうな気がします。ただ,芯を外すということになると照明ムラが気になりますので,高輝度のLEDを単体で使うのではなく,輝度の低いLEDを複数本使ってその真ん中で観察対象を照らす方がよさそうですね。
いろいろと考えを廻らせていたある日,ホームセンターで良い物を見つけました。
ナツメ球型3LED電球! 交流で使える電球型LEDです。
3つのLEDが三角形に配置されており,うまく散光できれば絞りも使えるようになるのではないかという浅はかな考えで早速購入(398円也~) これに使うソケット,コード,スイッチも購入
っで,早速ソケットを丸板に固定してコンデンサーの下に設置し,LED点灯!!!
何となく予想はしてましたが,このままでは観察には使えませんね~。
対物40倍とか100倍だとうまく3つの光源の内側に視野が入るため良い感じなのですが,対物10倍以下だとくっきりLEDの強烈な光が見えてます。かなり散光させないとダメっぽいな~。
絞りはさすがに効き幅ができました。これは成功だった様です。
っで今回もまた減光+散光フィルターの作成となりました。
とりあえず電球のカバーを外し,代わりにスペーサーを入れて,その上へフィルターを置くことにしました。。
スペーサーは何で作ろうかな~・・・LED電球の直径が約20mm・・・ってことはつものアルミパイプ+コンビニ袋フィルターでOK?。
でも,いつまでもコンビニ袋フィルターではカッコ悪いので,今回は奮発して円形の透明アクリル板を東急ハンズで買ってきて,これをサンドペーパーでスリスリして減光+散光フィルターを自作しました。
スリの入れ方をかえたアクリル板を何枚か作ってこれを組み合わせて重ねれば各倍率にうまく対応できそうです。
仮設置して点灯させてみると,・・・
光源の輪郭はかなりぼやけていい感じに散光されてます。(もう一息って時はLEDの封入樹脂に直接スリを入れるのも手かもしれません。)
ただ,今のままではちょっとしたことでフィルターが落っこちてしまうので,フィルターが落ちないように,しかも簡単に脱着できる方法を考えなければならなくなりました。
とりあえずステンレスバネ線を適当な長さに気って周囲に3本ほど立ててみようと思ってます。
それにしても,交流光源って観察には支障無いのですが,写真撮影は難しいですね。
シャーッタータイミングによっては何も写ってません。。。。汗
だからといって交流を直流に変換して安定化して・・・ってことになるとなにやら大げさな装置になりそうなので,やはり電池式が一番ですね。・・・結局100円LEDか?・・・爆!
っということで関係サイトで勉強中。