あいかわらずネタがない

　すでに10月も中旬になろうかというのに、あいかわらずネタがない。

　海辺を散歩すると、まだ大物クロダイは多少は泳いでいるのじゃが、実際に釣りに行っても当歳のミニミニクロダイがあっという間に餌を囓りまくって大物の口に届かないのでネタになるような大物は釣れません。
　昨年までしょっちゅう釣り場で会ってた近所の爺様やあんちゃんも今年は竿を持たずに偵察だけ繰り返す毎日のよう。

　それならいっそのこと竹竿で小物釣りでもしようかと、何年か前に採ったホテイチクの芽を削ってライターでささーっと火入れ曲げ直ししてネタ作りに行ってみた。
　長さ約７尺で穂先が0.7mm、手元が10mmほどの極繊細な延べ竿。
　これに6lbの道糸と4lbのティペットで結び目にG5の噛み潰しオモリを付けてオキアミ餌で狙うと・・・
　わんさか釣れました。10cmにみたないミニミニクロダイ。

　ホテイの延べ竿って超高感度でかなり大げさにアタリを伝えてくるのじゃが、その分アワセが早すぎたりでちょっと釣り逃しも多かったですね。
　それと、かなり繊細と思ってた竿もこのサイズのクロダイではほとんど曲がりません。
　長さも、うちの近所で使うにはもう２～３尺長さが欲しいところじゃ。
　二本継ぎにぶった切ってガイド付けて手元を追加してリール竿にするか、このまま小物用延べ竿として釣り座限定で使うか。。。悩ましいところじゃ。