以前、海外の女性からの友達申請のネタを投稿しましたが、また新たな出会いが(爆)。
今回は最近日本に引っ越してきて、日本人の友人が欲しいというアメリカ人の中年女性で、米軍基地内の病院に勤めている整形外科医という設定が既に怪しさ満載。
友達申請があったのは半年以上前。
たいていの申請は、承認せずに放置しておくといつの間にか申請が消えてなくなったりするので、今回についても当然のごとく放置。
この間に少し調査を進め、医師ならそれれなりに学術論文に名を連ねているだろうと検索してみたがそれらしい論文は見つからない。やはり怪しい。
しかし半年たっても消えなかったのと、投稿画像が他のアカウントで使われていないかなどリサーチしても別アカウントで同じ人物画像が使われているのもが見つからなかったので、とりあえず承認してみた。
すると早速メッセンジャーで連絡が来た。怪しい人の代表的な行動パターンである。
これまでは変に変換された日本語でのメッセージを受け取ることがほとんどだったが、今回は普通に英語で書かれていた。
っで再びグーグル先生の力を借りて翻訳(笑)。今回はさらにDeepL先生にも加わっていただいた。
この機に英語の勉強ができればと、危険を顧みずしばらくお付き合いしてみることにした。
しかし、いざやり取りを始めてみると、非常に違和感を感じる。
毎日のように連絡が来るのだが、どうやら相手は一人ではなさそうな予感。同じアカウントで複数の人間が日替わりでメッセージを送ってきているような感じだった。
そしてこちらが相手を疑っている感じがバレないようにやり取りを続け、2か月が過ぎたある日、ついに相手は重大なミスを犯した。
飼育しているペットについての話題の中で、最初はオリビアという名の雌の犬を飼育しているはずだったのに、久しぶりに飼い犬の話題になったらオリバーという名の雄の犬になっていた。犬が性転換したんですか?(笑)
この齟齬を指摘してみたところ、案の定
「それはタイプミスよん。」
みたいな返事が返ってきたが、そんなの信じるわけがない。はっきり言って自分が飼っている犬の名前や性別を間違える飼い主なんていない。
百歩譲って「he」に「s」が付けば「she」なので、これはうっかりタイプミスもあるかもしれないが、さすがに「Olivia」と「Oliver」は打ち間違えないだろう。
っで、不正アカウントだと確信して改めて画像検索をしてみたところ、前回調べた時には見つからなかったサイトがヒットした。そこは著名な女性医師を紹介するサイトで、写真の女性は整形外科医ではなく産婦人科医として紹介されていた。
そこからこの産婦人科医さんのサイトに移動して、そこにアップロードされているご本人の写真やペット写真を探すと、まあなんと見事なくらいよく似た写真がいくつも出てきた。
本人が別人を装っているとは考えにくい。しかしそういった写真が入手できる人物、すなわちこの産婦人科医を撮影できる立場にある親しい人物がそれらの写真を使った可能性も捨てきれない。
そこでまず怪しい整形外科医に、産婦人科医と親しいのかどうかを尋ねてみたところ、メッセンジャーでの連絡が来なくなった(笑)。
しかしまあ、グーグル画像検索でなかなかヒットしない画像が使用されていたあたり、巧妙な手口というか、相手もかなり場数を踏んでいるのだろう。
今回は運よく相手のほころびを見つけることができたが、そうでないケースも想定される。
なるべく怪しい方とはお付き合いしないのが賢明でしょうね。
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