ユキさんとシダンゴ山と高松山に行ってきました。
シダンゴ山には2人で行った事が有るけれど、高松山に2人で行くのは初めて。
私は10年以上前に高松山登山口バス停から登った事が有りますが、それ以来の訪問。
今回は、その時とは異なり、山の反対側である東側のバス路線からの登山です。
【コース】
小田急線 新松田駅 下車 →(富士急行バス 寄行き)終点 寄バス停 下車 →シダンゴ山 →ダルマ沢ノ頭→
→新秦野線№29鉄塔→西ケ尾→ヒネゴ沢乗越→高松山→尺里峠→最明寺史跡公園→新松田駅
新松田駅から神山経由寄行きのバスに乗りました。
この時間帯の寄行きは、神山経由ばかり。
「昔からそうだっけ?」
今迄乗ったバスは、川を渡らずに行くバスばかりだったのだけれど・・・。
久しく来ない間に経路が変更になったのか、はたまた私の記憶違いなのか?
神山滝は1度訪れた居場所でしたので、バスの中からバス停の様子が分かって良い機会になりました。
小田急線の中から見える河原に居る馬も其処に牧場が有る事が分かり、納得。
今度は歩いてみたいですね。
寄で降り、集落の間の道を登っていきます。
冬場の水場は、水が枯れてしまう事も有るのだけれど、この水場は水が出ていました。
此処は川底の砂利の中に川にパイプを突っ込んだ物なので、川が枯れなければ大丈夫なようです。
高松山山頂は馬酔木の群生地。
人が植えたと麓で貰ったガイドに書いてありました。
山頂全体にびっしりと植えられた沢山の馬酔木。
馬酔木を選んだ理由って何なのだろう?
特別に花が綺麗な訳ではないし、
「毒が有るので、鹿に食べられて枯れる事が無い」
と言うのも理由の1つだろうと思うけれど・・。
馬酔木が植えられる前の山頂はどんな感じだったのかな?
きょうも「すみっこ暮らしのペンギン?」で、我が家で暮らすペン太が一緒!
ペン太「馬酔木の花ですか!」
小さい花がびっしりついています。
赤い蕾の方が目立ちますね
山頂の祠。
右後ろの石碑にシダンゴ山についての話が刻まれています。
ユキさんと前に来た時は此処で昼寝をしたなぁ~。
その時も晴天でした。
「シダンゴ山は、天気が良くて暖かくて昼寝が出来る心地よい場所」
と言う印象だなぁ。
左に宮地山への分岐が有りますが、今回は右手に進んで林道に出ます。
此処で向かい側の階段を登って再び山に入ります。
斜面の中には林業作業や登山者に寄る物と思われる踏み跡が其処彼処に有ります。
作業用のビニールテープも多数あるので、テープだけを頼りに歩くのは危険。
斜面を登りきった所に有る森の中のピークがダルマ沢ノ頭です。
山頂の名が記された立て札の根元に「八郎丸」と記された物が。
地元ではそう呼ばれているのかな?
ユキさんは「八郎丸ポーズ?」
物心ついた頃から冬のラグビー中継を楽しみに見ていた私にとって、現在のラグビーブームは嬉しいですね。
でも、ブームはそうは続かない。
試合に注目する事も大事だし、運営や組織面での大きな変革をしないといけないよなぁ・・・と彼是感じる今日この頃です。
ダルマ沢ノ頭で右折して急階段を下って鞍部に到着。
鹿柵の左側を通って再び登り返して尾根を行きます。
前に来た時は、この鹿柵の場所で戻りました。
今は枝が切られていますが、棘の有る木の枝が鹿柵側に伸びていて道を塞いでいました。
逆側から来た記憶には「棘の有る枝を掻き分けた記憶」が無く、鞍部から左手の沢に下りる踏み跡とビニールテープも有ります。
「棘の有る枝を掻き分けて鹿柵の左側を行く?」
「鹿柵の右側を行く?」
「左手の谷に下りる?」
地図を見たり周囲をウロウロして結局
「はっきりしないから止めよう」
と戻ったのです。
あれは此処だったんだなぁ~。
と、スッキリしましたね。
写真は林道の秦野峠への分岐。
右に下ると秦野峠です。
1回目は秦野峠から此処へ上り、シダンゴヤマへ向かいました。
2回目はシダンゴ山から此方に向かったものの、鹿柵の所で戻った。
今回は秦野峠ではなく、直進して高松山へ向かうので、此処から先は「初めての道」です!
登山地図では、昔から破線の『難路』扱い。
高松山の手前では、昔から「道迷い」を注意する注意書きや枝分かれ留守小路の破線が記されていました。
地図を見ながら道を間違わぬよう、こまめにチェック。
此処で尾根を左に曲がります。
曲がる場所には桜の巨木が。
太い幹と右に伸びる太い枝。
ユキ「何だか道案内の矢印みたい」
周囲は植林で、日当たりが悪いけれど、何とか生き残っている巨木。
あまり元気がないようで心配だけれど、元気で居て欲しいなぁ。
送電線「新秦野線」の29番鉄塔の下を通過。
鉄塔や送電線は現在位置を特定するのに役立ちますね。
植林に囲まれた広場と言う感じで、頻繁に通った東丹沢の荻山に似ている光景です。
鞍部のヒネゴ沢乗越。
十字路になっています。
左右の沢から繰る道は、近年復活した花女郎道(ハナジョロ道)。
山を隔てた集落を繋ぐ道で、花嫁が山を越える際に使われた道が名の由来。
チェーンソーアートが乗っかっている道標が設置されています。
鳥、リス、ウサギかな?
登山地図で迷いマースが有る分岐点。
こちらから登ったときには間違う事は無いでしょう。
高松山から来た時は引き込まれてしまいそうな道。
この道も花女郎道で、一般的な登山地図には途中で道が無くなる破線(小路)であったり、無記載の道です。
道標が設置されているので、気を付けて道標を見て入れば大丈夫かと。
西ヶ尾のピークはよく分からなかったなぁ。
何時の間にか通り過ぎていました。
他には、西側に何本かなだらかな尾根が伸びており、踏み跡も有って注意が必要かと。
全体的に手入れのされた植林なので、其処彼処に作業に寄る踏み跡や作業経路が有り、作業用のビニールテープが有ります。
このコースに関しては、ビニールテープを頼りに歩くのは駄目ですね。
高松山山頂は広い野原…と言うか、広場ですね。
ボール遊びや凧揚げも出来そうな広さです。
大涌谷の噴煙ですね。
随分と量が多く、未だ未だ活発に活動しているんだなぁと改めて感じました。
警戒レベルは下がったけれど、以前の様に、「湯気?」と言う感じの僅かに立ち上がる物ではなく、はるか遠くからも見える明らかに悶々と立ち上がる蒸気だもんなぁ。
再び観光で近付ける日は何時になるのかなぁ?
高松山からの下りも以前より整備されて気持ちの良い道でした。
なだらかで幅の広い下り尾根で、尾根の右側に点々と広場が作られて休憩に良い場所です。
写真は下りきった所に有る石仏。
前に来た時はこの手前から道路に下りたようで、この石仏の記憶がないなぁ。
川村小学校高松分校跡。
前に通った時は廃校の前で、木造の校舎が良い雰囲気だったなぁ。
再び山道へ。
近年花女郎道の整備と共に整備されたようで、歩き易かったですね。
でも、長い山歩きで2人ともお疲れモード。
日没との競争にもなっていました。
最明寺史跡公園に到着。
人が居ないし、池にも水鳥が居ない。
前に来た時は桜が咲き始めていて、人と水鳥が居たのになぁ。
公園からは道路歩き。
再び登って、下って・・・。
ミカン畑を見ながら山を下って新松田駅へ。
いや~~~今日は歩いたなぁ。
と言う感じ。
満足満足!
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