ユキさんは今日が仕事始め。
私は今日まで休みなので、1人で山に行って来ました🎵
「喪中なので神社は・・・」
と言う事で、初詣で神社に行っていない。
寺は問題無いし、
「本堂の修復工事をしている日向薬師の様子を見て来よう」
と言う事で、日向薬師に行きました。
参道を入って直ぐの石仏。
左手で何かを掴んでいます。
鬼の様な厳しい形相で何かを取り押さえている様な感じ。
何回も通っている参道ですが、この石仏の印象が無い。
目に入っている筈ですが、注目していなかったのでしょう。
衣裳場。
階段下の左手に説明書きの看板が有ります。
此処で白装束に着替えて参拝したそうです。
日向薬師は源頼朝も娘の大姫の病が治癒する事を願って参拝した記録が有ります。
山門。
今日はペン太(すみっこ暮らしのペンギン?)をお供にやってきました。
自然石を削った階段の参道。
段差も小さく、幅は広く、歩きやすいです。
でも、ペン太の背丈よりは高いですね。
階段には手すりが。
ペン太にとっては手すりの柱は休憩所!
根っこが曲がったの巨木も。
同じ様な木で、高尾山には『蛸杉』が有りますね。
蛸杉と違って策に囲われていないので、直接触れる事も出来ますし、腰掛には丁度良い感じ。
本堂は修理中。
今年中には終わる予定。
参拝し、お札を購入しました。
梅園の梅はチラホラ咲き始め。
未だ1月初めなのに、梅が咲きだしているんだもんなぁ~。
『暖冬だ』と言う事がよく分かる光景です。
ペン太「南天ですね」
語呂合わせで『南天=難を転じる』と言う事で、縁起が良いとされています。
正月に花瓶に生ける花束の中に入れられていますね。
子供の頃に住んでいた家の横、トイレの窓の外に植えられていたので、物心ついた時から知っている植物でした。
でも、その頃は名前も語呂合わせも何も知らず、「うちに生えている赤い実を付ける木」というだけでした。
巡り巡って「当時住んでいた家の直ぐ近く」に住む事になったので、実家の跡地に建った家の前を毎日の様に通るのですが、当時の面影は両隣の家との境に有るブロック塀だけかな?
南天、柿、紫陽花、シャクナゲ、ミカン、沈丁花、山椒、バラ、躑躅、雪柳…名前の知らない低木も含めて色々な木と花々が植えられていましたね。
親が植えた物も有る様ですが、柿等、我々の前に住んでいた方が植えた物も有ったそうです。
それら沢山の木々や花々は何一つ残っていません。
家の前はコンクリートで固めた駐車スペースになっています。
まぁ、しょうがないけれど、寂しいものですね。
でも、隣家との間に有る古いブロック塀を見ると、小さい頃の記憶が蘇って来てチョット嬉しかったりもする!
よく塀の上を歩いたなぁ。
塀の上は子供達の通路だったし、追いかけっこ、缶蹴り…様々な遊びで塀の上も舞台になっていました。
ユキさんは「金木犀(キンモクセイ)は、トイレの芳香剤で知った」と言うので、
『金木犀の香り=トイレの香り』
と、思考回路が働くから嫌な香りとの事。
私は「ジャスミンの香りを入浴剤で知った」ので、
『ジャスミンティー = お風呂のお湯を飲んでいるみたい」
と感じてしまい、以前は苦手でした。
南天は…と言うと、どうしても
『南天=昔ながらの臭いトイレの裏側、日蔭に植えられている木』
と言うイメージ。
南天には罪は無いのだけれどね…。
ペン太「これは椿の花!」
椿はどうだったかな?
昔の実家に有った様な無かったような?
ペン太「私の図鑑ではちょっと分からなかった」
『ピークの上に有るシンボルツリー』昔から気に入っている木です。
周囲は植林なのだけれど、この木は伐らずに残されている樅(モミ)の木です。
丹沢には集落に有る巨木だけでなく、山の中に有る巨木にも名前が付けられた木が有ります。
この木は、そこまで大きな木ではないけれど、周囲の木とは異なる点で目立つ木です。
木の椅子に座り、シンボルツリーを見ながらの昼食。
遠くで林業作業の音が聞こえるけれど、それ以外の音は時折聞こえる鳥のさえずりだけ。
1人の・・・おっと、ペン太も居るから1人と1羽の静かなひと時です。
ドングリと背比べ🎵
虫食いのドングリですね!
黄色い花。
何の木かな?
ペン太の腰掛…じゃなくて、サルノコシカケ。
「寝そべって読書」って感じだね。
浄発願寺の奥の院です。
立ち並んでいる石は、歴代住職の墓です。
中央に有る岩屋は座禅修行をする場所だったとの事。
山津波で土砂の下に埋没して麓への移転を余儀なくされたお寺です。
その後掘り返されたものの、この地での再建は断念され、現在の姿になっています。
本堂跡。
お寺が有った時代はどの様な雰囲気だったのかな?
罪人の駆け込み寺として有名だったそうで、そう言った方々が作った石段が残っています。
通路や階段が綺麗に履かれていましたね。
現在の浄発願寺は麓の道路沿いに有り、近年五重塔や墓地が建設されて整備が進んでいます。
この場所の管理はどうなのだろう?
今もお寺の敷地なのかな?
曹洞宗の雨降山 石雲寺の入口。
階段脇に有る案内板には、「ヤマビルに注意」の貼り紙と共に「ヤマビルを怖がらないで」の貼り紙も。
ヤマビルが居るという事は、それだけ自然が豊かと言う事で・・・と言うような内容で、それらも全て自然界の生き物と言うお寺ならではの教えを感じたなぁ。
そうだよなぁ。
…でもなぁ…。
と言う感じ。
その先のこの場所には、山向こうの道や先程通ってきた登山道に繋がる登山道と道標が有ったんだよね。
何回か通ったけれど、今は廃道になった様子。
道標も無いし、道も藪の中に埋まってしまっています。
通る人が少ないし、整備されなくなったという事なのでしょう。
ヤマビルの影響も有るのだろうなぁ・・・。
昔の思い出の道でも有るのだけれど…。
大分忘れてしまったので、思い出すためにも通ってみたかったなぁ。
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