2008-12-28 16:04:17
最後に訪れたのは平安神宮。
明治28年に造営された新しい神社で、祭神は平安遷都を命じた桓武天皇。
平安遷都1100年に際して造営された物で、後に平安京最後の孝明天皇(こうめいてんのう)を合祀。
平安京の正庁である朝堂院を模して大極殿(だいごくでん)・応天門(おうてんもん)・蒼龍楼(そうりゅうろう)白虎楼(びゃっころう)等を2/3の規模で造営・再現した物です。
裏手に約6000坪の神苑(しんえん)と言う広大な庭園が有り、東・中・西・南の4つに区分された庭園は、夫々に異なる趣が有るとの事。
今回は時間の関係で神苑には入りませんでした。
平安神宮はこの大きな鳥居がシンボル。
結婚式の会場にもなっており、この日は人力車に乗った新郎新婦を先頭にした花嫁行列に遭遇。
昨年の厳島神社でも花嫁行列に遭遇しましたが、「縁起物」と言う感じで、嬉しい気分になりますね。
どうぞお幸せに。
平安神宮の入口である應天門です。
朱塗りの建物は、平安京が平城京同様に中国の都を基に作られている事が伝わってきます。
中国から来られたと思われる方々が居られましたが、彼等の目にはどの様に映るのでしょう?
当時の中国は先進国であり、技術も制度も宗教も中国や朝鮮半島から学びました。
其れ程に日本は中国に対して尊敬の念を持って見ていました。
日本の代々の統治者は中国や朝鮮半島と深い繋がりを持っていましたし、其れは現在でも必要な事ではないかと。
正庁と言う事で、装飾や彫刻と言った華やかさが無いシンプルな建物です。
でも、当時の都の姿を想像するには良い場所だと思います。
此れが内部。
正面が大極殿(外拝殿)です。
右手の様子。
蒼龍楼(奥)と結婚式場になっている神楽殿(右手手前)です。
左手はこんな感じ。
白虎楼(奥)と額殿(がくでん:左手手前)です。
平安神宮参拝後は近くの喫茶店で休憩。
抹茶パフェだったかな?
抹茶あずきカステラだったっけ?
チョット失念してしまいました。
直ぐにバスに乗って京都駅に戻っても良いのですが、時間が有るので散策する事に。
写真は街を流れる白川の風景。
柳が並ぶ光景が流れの穏やかな小さい川と歴史の有る街並みに似合いますね。
徒歩で参道を通って東山駅迄行き、地下鉄東西線と烏丸(からすま)線で四条河原町(しじょうかわらまち)や四条烏丸(しじょうからすま)付近を散策してから京都駅に向かいました。
京都駅からバスターミナル方面を向いて。
青白い塔は京都タワーです。
此れで京都の旅も終了。
3泊4日で、しっかりと廻れたので満足感が有りましたが、其れでも
「もう終わりか」
と言う気持ちも有りました。
疲労でグッタリしていないのが意外でしたが、平日出発で有った事や暖かい日が続いた事、宿・食事場所でも先ず先ず良かった事が影響しているのでしょう。
なれない環境ですが、疲労を溜めない、睡眠によって疲労を取れる環境を作る事が楽しく旅をするのに大切だと、昨年の教訓を含めて改めて強く感じました。
新幹線の到着。
行きも帰りも「のぞみ」でした。
殆ど「のぞみ」になったと聞きましたが、確かに「ひかり」や「こだま」を見なかったなぁ。
京都から名古屋はあっと言う間ですし、新横浜迄も早いですよね。
凄い事です。
多少の自由時間が取れるのであれば、名古屋や京都・大阪迄の出張だったら喜んで引き受けても良いなぁ。
でも、うちの仕事だとなかなかそう言う機会は無いし、あっても値段の安い「こだま」とか在来線になりそう・・・。
以前勤めていた会社が大阪に出張者向けにマンションを1室所有しており、
「空いている時は利用して良い」
と言っていましたが、当時は旅に出る目的も意志も無く、利用する事は有りませんでした。
今思えば勿体無かったなぁ・・・。
夕食は新幹線の中で。
京都の駅ビルで購入した弁当でした。
神戸カツレツ重(左)と寿司弁当(鱧(はも)と海老・卵だったかな?)
美味しく戴きました。
次は神戸(兵庫)に牛・スイーツ・明石焼・・・何てのも良いなぁ♫
以上、京都旅行の報告でした。
今回お世話になった方々、知り合った方々に感謝の気持ちを述べたいと思います。
次回は何時になるか分かりませんが、また出来るだけ近い内に再び京都の地を訪れたいと思っています。
他の季節も良いですし、もう1度秋と言うのも良いですね。
その為に「仕事」と「健康管理」・・・頑張ります!
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どうしても親父の場合目的以外完璧に食事やお土産・風景はスルーなのでね、今年出掛けた聖地甲子園観戦応援も野球以外は完璧なスルーから今さらながら少し後悔かな?
「1つ1つの事を如何に楽しむか」
「如何に楽しみを見付けるか」
と言う事を無意識の内に行っているので、大概の事は「その中で楽しんでいる」のです。
初めて乗る電車なら景色・車内の風景・駅名・路線図・車内広告の違い・座席の違い…等、観察をして楽しんでいますし、地方へ行った際には「方言の違いに」聞き入っていたり…。
常に「何か無いかな?」と言う「お宝探し」をしている様な状態なので、些細な事に楽しみを見付けたり、興味を持つ事になるのでしょうけど、「疲れる・気が休まらない」と言うマイナス要因も有ります。
移動を睡眠時間に当て、目的地で元気になれれば良いのですが、移動中に寝れず、目的地でぐったり・・・何て事も頻繁に有ります。
「一長一短」だと思いますよ。