最近購入した吉備人出版の登山地図を見るのが楽しい。
登山者に広く普及している昭文社の登山地図は、近年40000分の1から50000分の1へと尺度が上がり、より地形が見辛くなった。
小さい道や以前は記載されていた史跡、施設等が記載されなくなった。
吉備人出版の詳細地図は、新たなコースの紹介がされていたり、昭文社版には記載されていない史跡や施設が記載されている。
そして地形が非常に見易い。
枝分かれする尾根や高圧鉄塔、崖や崩壊地、針葉樹林や広葉樹林、畑などの記載から地図を見ていて様々な光景が浮かんでくる。
等高線の湾曲や線と線の幅から傾斜が急なのか緩やかなのか、尾根道や谷の幅は?
なだらかで広い尾根道で、その先にほぼ平らな広場の様な場所が有って…何て光景が予想される場所も見えてくる。
実際行ってみたら、想像していた心地よい場所ではなく、草が生い茂る藪かも知れない。
木々で薄暗くて風が抜けず、澱んだ空気の場所かも知れない。
でも、地図を見て彼是思うだけでも楽しい🎵
それ程に詳細な尺度の低い地図なのだ。
16500分の1か。
未だ使い慣れずに読み違ったり、地図を見直す前に目的地を通り過ぎてしまう失敗をしてしまうけれど、もっと慣れて使いこなせる様になれば、楽しいだろうなぁ。
見付けた花や木々、道の状態や風景とか、地図に載っていない道・・・。
実際に歩いた際に見た物や感じた事の書き込みをしていこうと思う。
既製の地図だけれど、使いこんでいく内に自分の地図になる。
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