久々に鎌倉に行きました。
7月にふらっと1人で行ったけれど、ユキさんとは2月以来。
こんなにも足が遠ざかっていたのかとチョット驚きです。
ちょうど「日蓮が龍の口刑場で処刑されかかったものの、何とか助かった」と言う日蓮法難の時期で、日蓮宗のお寺では其れに因んだ法要やら何やらを行っています。
龍の口に有る龍口寺(りゅうこうじ)では、法要の他にも「ぼた餅をふるまったり」します。
これは、刑場へ連行される日蓮に常栄寺の尼がぼた餅を渡した故事に因んだ物です。
ぼた餅をふるまうのは、常栄寺でも行われ、地域のニュースや新聞でその際の様子が報じられたりします。
ぼた餅をふるまうのは明日の深夜と言う事なので、この日は出店を見ながらの参拝になりました。
此処は車道の真ん中を江ノ電が通る場所。
写真の中央に江ノ電が走っています。
此処から腰越までの光景が好きなんです。
古いお店が少しずつ無くなっていくのが寂しいところですが、未だ未だ昔ながらの雰囲気が漂う場所になっています。
山門前で咲いていた海紅豆(かいこうず)の花と蕾。
南米原産の花で、元横綱の曙の事が記されていました。
曙が植樹したのか、奉納したのかな?
本堂の中から延びる綱が本堂前の柱に繋がっています。
御本尊から延びる綱で、
「この柱や綱に触れる事が御本尊に触れた事になる」
と言う事かな?
以前、長谷寺の後立観音菩薩の御開帳の際にもこう言った物が有りましたし、長野の善光寺でも先日までの御開帳の際に此れが有りましたね。
前回参拝した際には行かなかった本堂左手の七面大明神を祀る建物に参拝。
その左手の山の上に仏舎利塔が有ります。
江ノ島駅から見える山の上の建物は、仏舎利塔だったんですね。
フジテレビのめざましテレビ等で写される江ノ島周辺の映像で、山の上に有る白い塔の様な建物は、この建物です。
この付近を歩いていて、
「この辺りに居て津波を伴う地震に遭ったら、この山の上に逃げるのが良いのかな?」
「でも、何処から登れば良いのかな?」
と思っていたのですが、龍口寺の中から行けるのですね。
仏舎利塔前からの景色。
遠くに江ノ島が見えます。
ビルの間から境川の河口が。
真ん中の低いビルの先に有る2本の橋は、片瀬江ノ島駅の前に有る橋と海岸線の橋。
何度も通っている場所ですが、高い所から見るのは初めて。
初めて見る景色でした。
鎌倉で唯一の五重塔が有るのが龍口寺。
山の中腹に有り、すぐ左側が山の斜面になっています。
龍口寺は、駅に近いですし、目立つお寺ですが、参拝者が少ない静かなお寺です。
この日は14時から仏舎利塔の法要で、我々はその直前に参拝していたのですが、参拝者は少なくてのんびりと参拝出来ました。
この日の昼食は何時も通りかきやさん。
腰越迄歩き、其処から鎌倉迄江ノ電に。
最近はシャッターが降りている姿しか見られず、心配していた腰越近くの魚屋さん魚虎が営業していたのでホッとしましたが、鮮魚は無く、惣菜のみ。
御婦人がお店に居られましたが、御主人は居られませんでした。
たまたまお留守と言うだけなら良いのですが。
鎌倉駅に着き、エクセルシオールでコーヒータイム。
2Fは結構広くて、駅側がガラス張りなので、広く感じて良かったです。
妙本寺の山門前で右折して常栄寺(ぼた餅寺)へ。
保育園(幼稚園?)が有る妙本寺も日蓮宗のお寺さん。
日蓮法難の法要では、稚児行列が行われる事が記されていました。
山門に「ぼたもち寺」を記されている常栄寺。
夕方で、掃除をされていたので、参拝はしませんでした。
帰路に就く途中、灰色の猫に出会いました。
猫も参拝かな?
それとも見回りかな?
はたまたこの猫さんは神様・仏さまの化身、お遣いかな?
翌日が出勤なので、ゆっくり出来なかったのが残念ですが、鎌倉散策は楽しかったです。
もっと、じっくり、ゆっくり廻りたいものです。
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