「おひとりさま」

　妹が泊まりに来ているので、普段寝室にしている部屋を妹用に空けた。
それにより、普段過ごしている部屋が寝室に。
ゆきさんと「寝る時間や起きる時間が異なる」とか、「どちらかだけ出勤」と言う時は、同じ部屋で寝ていると眠れないとか起こされる事になるので、１人は部屋で寝て、もう１人は隣接するウォークインクローゼットに布団を敷いて寝ている。
ウォークインクローゼットと言っても、造りは細長い５畳の部屋なので、
　「窓や照明が小さい」と言うだけで、コンセントも有るし、普通に部屋としても利用できる。
タンスとかラック棚を置いているけれど、布団を敷くスペースは十分有る。
枕元にランプと目覚まし時計を置いて、パソコンとヘッドフォンを持ち込んで、布団の中でパソコンを見ていた。
ちょっと１人部屋を貰った感じだし、細長い部屋なので、この狭さと言うか、ちょっと圧迫感と言うか、何だかそれがしっくりくる。
猫が好んで「鍋や篭に納まって眠る」あの感覚・・・分かるなぁ。

　途中何度か目が覚めた。
窓が小さいし、１箇所しか無いから、これからの季節は「暑さ」が問題かな？
まぁ、部屋との境に有るスライド式の扉を開けっ放しにすれば、部屋の冷房も効くのだけれど、そうすると「１人部屋感」が無くなってしまうしなぁ～・・・。

「年から年中」と言うのは寂しいけれど、「おひとりさま」になりたい時も有るんだよね。