2006.6.17 消えていく物
2001年の3月初旬以来だから、5年3ヶ月振りに或る場所に行った。
「当時の事を思い出して感傷に浸る」
何て事は殆ど無く、『新たな思い出』と『あの時出来なかった散策と食べ歩き』が出来て、十二分に楽しむ事が出来た。
『殆ど無く』と言う言葉でピンと来る人も居るかな?
『全く無く』ではない。
前回行った時に目に留まった建造物が有ったのだが、其れが今でも同じ場所に有ったのだ。
今となっては存在する必要性は無い『期間限定イベント用の案内板』なのだが、そのまま放置されていた。
だが、ペンキの塗装が剥げ、元の色(黄緑だったみたい)ではなく、赤錆の色で覆われてしまっていた。
前に行った時の事はうろ覚えだけど、錆びていなかったと思う。
その光景に「過ぎ去った時間」を感じた。
其れが何だか少し「寂しく」感じた。
かと言って、「戻りたい」と言うのではない。
唯、自分の中だけでなく、世の中からも消えていってしまうその「光景」と「現実」に寂しさを感じたのだ。
以上、『平塚市総合公園』へ行った私の一文でした。
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