ゆきさんの叔父が亡くなり、お通夜と告別式に行く事になりました。
11月30日と12月1日、2日間のお休みを頂き、先に家を出た義父母と八王子駅で待ち合わせ。
八王子駅では大和市に住む『ゆきさんの叔母夫妻』も合流し、6人で向かいました。
・・・で、此処は八高線の高麗川駅。
高麗川で高崎方面行きの電車に乗り換えるのだけれど、寄居駅付近の踏切で事故との放送が有り、30分以上待つ事に・・・。
後に事故ではなく『安全確認作業』と知ったのだけれど、詳しい事は分からないまま。
途中で購入したお握りで昼食を摂るには丁度良かったのだけれど、寒かったなぁ~。
明覚(みょうかく)駅に到着。
数年前に無人駅になりましたが、地元の木材で再建された外見が素敵な駅です。
駅前にはベンチや遊具等が。
それらも木材を多く使った物ばかりですが、その上に金属製の物が。
狸かな?
調べたけれど、何なのか分かりませんでした。
狸に関連する昔話とか地元の芸術家とか・・・?
駅前で埼玉の鴻巣市に住む叔父夫妻が車で待っていたのですが、全員は乗れないので、我々は歩いて行く事に。
先を歩く二人は義母とその妹さん。
「昔良く歩いた勝手知ったる道」
と言う感じでスタスタと歩いていきます。
昔に戻った気持ちなのかな?
色々話をしながら歩いていましたね。
大通りには見向きもせず、家の裏手や畑沿いの細い道をスタスタ歩いていきます。
置いていかれたらさっぱり分からない。
岩淵神社
小さなお社とその前の広場の様な空間。
子供の遊び場でもあるのかな?
我が家の近所の御嶽神社にも似た感じだなぁ。
神社の横の坂路を下ると町の名の由来でもある『都幾川(ときがわ)』に。
昔は木製の橋で、板を渡してある造りだったとの事。
ゆきさんも当時の事を覚えているとの事。
ゆきさんの妹の優ちゃんは、子供の頃この橋の上でジャンプしてゆらゆら揺れるのが好きだったそうで、
「コンクリートの橋になってつまらない」
と言っていたそうです。
ゆきさんの子供の頃の話や義母姉妹の昔話、道沿いの家々の話等を聞きながら歩いていました。
義母達兄弟の母校である玉川小学校。
勿論、昔は現在の様な鉄筋コンクリートでは無かったとの事。
踏切を渡ります。
若干カーブしていますが、真っ直ぐに近くて、ずっと先まで延々と線路が続いているのが見えます。
高い建物も無いし、丘陵地帯に囲まれた土地なのだけれど、広く感じます。
亡くなった叔父のお宅に到着し、親族が集合。
湯灌に立ち会ったり、死に化粧をしたり、出棺の手伝いをしたり。
母の時には既に葬儀場で運ばれた状態だったので、自宅で行われるのは初めての事。
「葬儀場で全て済ませる方が親族は楽だろうけれど、亡くなった御本人としては、自宅が一番だろうなぁ」
と、色々な事を考えながら、感じながらの時間でした。
その後、葬儀場へ移動し、お通夜に。
田舎と言う事も有るし、定年したとは言え嘱託で働いていたし、地元のソフトボールクラブに入っていた事も有るし、地元の区長をやって様々な取り組みに関わった事も有るし…と言う事で、親族皆がざわつく参列者の数でした。
6人ずつの焼香と言うのも初めてで、「多いな」と思ったのだけれど、直ぐに納得。
6人ずつ焼香しても40分以上延々と続く焼香。
親族だけでも50人以上なのに、その他の参列者でも300人いたのかなぁ?
元々賑やかな席や賑やかな事が好きで、面倒見も良かったそうですが、そう言った性格だとしても仕事にプライベートに。地元の事に…と、日々忙しかったでしょうね。
御兄弟も「1人地元に残って、付き合いも大変だっただろうなぁ」と仰っていました。
我々夫婦と義父母、大和から来た義母の妹夫妻、埼玉の本庄に住む義母の妹も7人は、そのまま葬儀場に宿泊。
「宿泊施設が有る」と言う事でしたが、要は「親族と僧侶の待合室2部屋に泊まる」と言う事でした。
これも貴重な経験でした。
夜になると外は真っ暗。
自販機で何が売っているか、お金を入れた後でもなかなか分かり難い状態の暗さ。
街灯も点々で周囲の暗さの方が勝っていました。
「昔はこれが普通だったよなぁ」
最近は街灯の感覚も狭くなって、全ての電信柱に街灯が付いているし、1つ1つの街灯がとても明るくなったもんなぁ。
其れで居て家々から漏れる明かりや自販機やお店の明かり、車のライトが有るもんなぁ。
此処は、家もまばらだし、お店も会社も既にお休みの様で、真っ暗。
就寝も早いのかな?
家々から漏れる明かりも無い。
うちの方だと日が変わる前は、未だ未だ起きている様子の家が多いし、会社・お店も
「営業時間ではなくても従業員が残業をしている様で電気が付いている事が多い」
ですね。
久々に集合した義母姉妹3人が兎に角元気でした。
兄弟の死は悲しいけれど、こうやって集まる事が出来た事が嬉しい様子で、話が盛り上がっていました。
我々夫婦の方が疲れていて先に就寝しました。
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