鐘ヶ岳に行って来ました。
小田急線本厚木駅で降り、バスセンターから七沢行きのバスに乗り、馬場(ばんば)リハビリ入口で下車。
消防署の向かいの歩道に有る七沢観光協会が設置した猪像。
初めて訪れた20年位前から有ったよなぁ~。
今回もこの猪で遊んでみました。
今回のお供はこの子達。
横道に逸れ、七沢浅間神社の遥拝所へ。
遥拝所の鳥居。
朱塗りではなく、切り出した丸太と角材で出来ています。
御神木の『招霊(おがたま)の木』と記された看板が設置されている木。
欅の木で、市の保存樹にしていされています。
木の根元にはこの様なトンネルが。
何台もの車が止まっていて、右手の老人憩いの家から賑やかな声が。
前回訪問時にも数匹の猫に出会いましたが、この日は1匹。
拝殿の横から私の様子を見ていました。
番犬ならぬ番猫ってかんじですね。
「安心しなさい、私は怪しく人間じゃないよ!」
っと言いたいが、余計に怪しく見えてしまうかな?
遥拝所は鐘ヶ嶽の頂上直下に有る七沢浅間神社の遥拝所。
山に登らずとも参拝する為の場所なのだけれど、この日は遥拝所へ行った後に鐘ヶ嶽に。
鐘ヶ岳は、登山道に沿って1丁目、2丁目、3丁目と、石仏や石柱が設置されている山。
それ等は近隣の集落から寄進された物で、年や寄進した集落の名、氏名等が彫られています。
この日(15日)は阿弥陀如来の縁日。
鐘ヶ岳の登山道(参道)には阿弥陀如来も鎮座されています。
山椿もチラホラと咲いていました。
東丹沢の低山では山椿をあちこちで見る事が出来ます。
浅間神社手前の階段。
正月の参拝者に向けてなのか、階段中央にはロープが張られていました。
階段の幅が狭く、脚底が爪先から踵までは乗らない。
脚の大きい人には、歩き難い階段です。
上りはまだしも、下りがなぁ~。
浅間神社の拝殿。
数年前に屋根の葺き替えをし、綺麗になっています。
横側は修理をしたのかな?
新しい板になっている部分が有ります。
本殿は物置の様な違う造りの建物。
何度も登っているけれど、今回初めて気づいたのが写真の『夫婦の木』の看板。
厚木市の保存樹にもなっていますが、今迄この存在には気付かなかったなぁ。・
樹齢何百年と言う感じの木ではないし、近年『夫婦杉』として話題に挙げ、市が保存樹に指定した感じ。
はて、どうなのだろう?
当初の予定では、山の反対側『山の神隧道』へ降り日向山を登り返して日向薬師へ行こうと思っていたのだけれど、ベランダに干した布団を取り込むのを忘れた事に気付き、予定変更。
山頂へは行かず、浅間神社前で昼食を食べ、ピストンで来た道を下りました・・・。
元々バスの本数が少ない場所なのだけれど、麓の集落を歩いている際、鐘ヶ岳のバス停迄あと10mも無い地点で、広沢寺温泉始発のバスに目の前で行かれてしまいました。
広沢寺温泉入口バス停迄歩いたものの、次のバス迄40分以上あり、
「此処で待っていてもなぁ~。神奈川リハビリ始発のバスが有るかも知れないから、その僅かな可能性に懸けて、歩いてみるか」
と、本厚木方面へ歩く事に。
神奈川リハビリへの曲がり角の1つ手前の信号が目の前で赤になって渡れず、信号待ちに。
青になり横断歩道を渡って直ぐ、前方数十m先、右手に曲がる神奈川リハビリ方面の道から出てきた本厚木行きのバスの姿が・・・。
悉く目の前でバスに行かれ、結局広沢寺温泉入口バス停のダイヤで見た『40分以上後のバス』に乗る事になりました。
まぁ、バス停でじっとしていても…と言う事で、行ける所まで歩いたので、普段はバスの車窓から見ている風景を歩行者目線で見る事が出来たのは収穫でした。
川の向こうに有る大きな石碑が気になっていたのですが、バスの車窓からだと良く見えず何だか分からない。
でも、今回『忠魂碑』である事が分かった。
JAの農産物直売所が有るのだけれど、既に閉店時間が過ぎ、残念ながら店内を見る事は出来なかった。
とは言え、戸締りをして自転車で立ち去る近所の農家のお婆さんらしき方の姿を見られ、16時には閉店してしまう事が分かった。
川向こうの平屋建ての建物が集会所である事その前の広場と道路の境に有る小屋が『アヒル小屋』で、川の土手に『アヒルの里』とペンキで記されている事にも気付いた。
川が合流する手前の右手に魚屋さんが有るのだけれど、家の窓から外を眺める猫が居り、猫を飼っている事を知った。
式内社の小野神社へ行った際、愛名入口バス停迄歩き、其処から本厚木行きのバスに乗ったけれど、今回愛名入口迄歩く事が出来、今迄バスの車窓からしか見た事が無かった『馬場リハビリ入口~愛名入口』を歩き通す事が出来た。
愛名入口~本厚木駅は・・・・流石に距離が有り過ぎるかな?
と思いますが、歩いてみたいなぁ~。
因みに、布団の件ですが、この時点でどうやっても早く帰る事は無理だし、この日は仕事だったユキさんより早く家に着く事も無理。
怒られる事を覚悟し、開き直って歩いていました。
幸い義母が気付いて取り込んでくれ、ユキさんに怒られずに済みました。
でも、夕方遅い時間に取り込んだので、天日に干したふっくら布団ではなく、冷え切った布団でしたが・・・。
布団の件は失敗したなぁ~。
それが無かったら、もっと山歩きを満喫できたのに。
でも、厚木の奥地、鐘ヶ岳の麓や玉川地区を歩けたのは収穫だったなぁ~。
一長一短だけれど、良い機会、良い歩き旅だったのは確か!
帰りのバスには悉く目の前で行かれて『縁』が無かったけれど、様々な細かい発見については『縁』が有ったと言う事か・・・。
反省と感謝の両方だね。
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