こんにちは、麻耶です。
今日はお昼頃に起きて俳句誌への投句を書き、郵便で出すついでにマッサージしてもらってきました。
そのままバスに乗って、いつもの珈琲館麗へ。
カフェインレスコーヒーの豆を買おうと考えていたんですが、お腹が空いていたのでサンドイッチを食べました。
たまごサンドは、これがハーフサイズ。
十分なボリュームがあります。
アメリカンコーヒーにしたんですが、それでも濃いです(笑)
こないだ愛知県図書館で、尾池和夫さんの「俳景」という本を借りてきたので、今日はそれを読みました。
この本はエッセイ集で、尾池さんが月刊俳句誌「氷室」に「京都の地球科学」として毎月書かれていたものをまとめた本です。
尾池さんは、京都大学の総長を務められた地球科学分野(地震学)の学者の方で、俳句も学んでいらっしゃるとのこと。
尾池さんの存在を知ったきっかけは、ザクロの効果について調べていたときに、たまたま検索で静岡県立大学のホームページが出てきて、そこに「薬草園歳時記」というエッセイを書かれていたのが尾池さんだったのです。
ザクロにはエストロゲンは含まれておらず、エストロゲンに近い働きをするエストロンという成分が微量含まれているという内容が書かれていました。
すごい読みやすい文章だったので、この著者の方はどんな方かしらと思って調べていたところ、愛知県図書館のサイトで俳句のことも書かれたこの本「俳景」が検索できたわけです。
いやあ、良い本ですね。
序文によれば、女流俳人の金久美智子さんという方が京都に住んでいらして、俳句結社「氷室俳句会」を創設され、機関誌「氷室」を発行されるにあたって、尾池さんも会員になられたそうです。
このエッセイは1994年から気軽に書き始められたそうですが、そこが私の心にヒットしたのかもしれません。
本の刊行は1998年ですから、私が大学3年生だった頃です。
もっと早くこの本の存在を知りたかったけど、まあ昔の私が知ったところで良さはわからなかったかもしれません(笑)
そう思うと、今の年齢に相応しい本を選んでいるような気がします。
俳句を始めなかったら尾池さんの本を読もうとは思わなかっただろうし。
まあ縁あって俳句結社「鴻」に入れていただいて、俳句誌「鴻」に投句していて、会員になって今が3年目くらいですが、たくさん私の作品を取り上げていただいているので、とても恩を感じています。
少しは成長したのかなあ、と自らは疑問に思っていますが(笑)
でも俳句について勉強し始めてから、いろんなことを知ったので、この道を進んでよかったなという実感はあります。
知識欲というか、学問欲みたいなものが私にもあって、尾池さんのような賢い方が私のような浅学の徒にもわかるように易しく書いてくださっている文章を読むと、それが満たされるわけですね。
なので、アンテナに引っ掛かる文章に出会ったら、積極的に検索して、その方の著書を図書館で探したりしているのです。
勉強したいことはめちゃめちゃたくさんあるので、これから頑張っていろんな本を読んでいこうと思いますし、俳句についても勉学を進めていきたいと思っています。
ちなみに尾池さんが俳句を始めたきっかけは、「右脳を使うのにいい」と思ったからなんだそうです。
俳句誌「氷室」にも毎月投句をされているそうです。
尾池さんは今84歳でいらっしゃいます。
いつかお会いできる機会があればなあ、と思いますが、叶う日は来るのかしら。
角川俳句賞でも取らなきゃ無理か(笑)
頑張ろう!
いや、無茶やって(笑)(笑)
尾池さんの著書は他にも「四季の地球科学」という新書を借りてきたので、それも読むのを楽しみにしています。
それではまた。