初夏の頃の長野佐久地方の
天候は移ろいやすく晴れていたと思ったら
10分後には雷とともに
にわか雨が降ったりする。
娘が大学卒業後の就職先に
長野の小諸市役所を選んだ。
一次試験を受けるので
送っていった欲しいというので
娘と小さな旅をするのも
最後だろうと電車で送っていった。
ビジネス・ホテルへ娘はチェック・インし
私は帰りのしなの鉄道へ乗り込んだ。
あれはどのあたりだったろう。
遠くで雷が鳴り、突然の激しい雨が降ってきた。
駅で中学生らしい集団が乗ってきた。
旧知の間柄であろう男子と女子が
学校の話だろうか クラブ活動の話だろうか
嬉しそうにはしゃぎながら次の駅で降りて行った。
この曲には何故か長野をイメージする。
歌詞にあんずとか出てくるからかもしれない。
今は廃校になった小学校の木造校舎を思い出す。
授業中君を探してた。
村下孝蔵
日本のロイ・ブキャナンと言える存在だと思うけど。