映画のDVDのなかでも、特にコレクターズエディションなるものは、監督や出演者のインタビューなどの特典映像が充実しているので2倍楽しめる。時には、付録としてもう一本別の映画が収録されていたりもする。
ところが最近、日本版とアメリカ版のコレクターズエディションを見比べていてとても気になることがある。
インタビューの質があまりに違いすぎることだ。
早い話が、日本人によるインタビューが酷くて見ていられないのである。
日本版DVDにしばしば収録される、いわゆる来日インタビューの類は概して酷いものが多いような気がする。明らかに、どうでもよく、時間の無駄としか思えない退屈極まりない質問を、そうと自覚しているかどうかはしらないが日本のインタビュアーは平気で投げかける。欧米のインタビューにみられるような、作品そのものに対する真摯な質問はほとんどない。
たとえば、日本で目にする酷いインタビューの典型例はおおよそ以下のようなものだ。
「まず日本の印象を聞かせてください」
「日本の俳優をどう思いますか?」
「好きな日本映画はありますか?」
「撮影中のエピソードなどありましたらお聞かせください」
「主演を演じた俳優について聞かせてください」
「次回作の予定は?」
「最後に日本のファンへのメッセージをお願いします」
かなり前に、日本版のマルホランド・ドライブを観たのだが、そこに収録されていた日本人によるD・リンチへのインタビューも言うに及ばずとても酷いものだった。
日本にまともなインタビュアーが育っていないという話は以前から指摘されているが、実をいうと、僕はいままでそのことをあまり意識してこなかった。
しかし、どうやらそれは本当のことだったようだ。
インタビュアーの不在は何も映画の世界に限った話ではない。スポーツの世界でも同様だ。野球やサッカーはもちろんのこと、相撲や、果てはオリンピックに至るまで、もし自分がインタビューされる立場だったら「あんたたち一体何がききたいの?」と怒りだしてしまうのではと思うようなお粗末なインタビューに出会うことはしばしばである。
もちろん、日本にもまともなインタビューが出来る人はたくさんいるのだろうが、そういう人たちによるまともなインタビューが、TVなどの媒体に普段あまり乗らないのは何故なのだろう。
たかがインタビューだろ、と言われればそれまでだが、それにしても、もう少しプロ意識を持って「つまらないことは絶対にきかないぞ」というくらいの気持ちを持って臨んでほしいものだ。おざなりな質問は相手に対して失礼だ。
というわけで、見るに堪えない酷いインタビューをコレクターズエディションと称して収録し、値を吊り上げるのだけはやめてもらいたいと思う今日この頃なのだ。
おわり。
ところが最近、日本版とアメリカ版のコレクターズエディションを見比べていてとても気になることがある。
インタビューの質があまりに違いすぎることだ。
早い話が、日本人によるインタビューが酷くて見ていられないのである。
日本版DVDにしばしば収録される、いわゆる来日インタビューの類は概して酷いものが多いような気がする。明らかに、どうでもよく、時間の無駄としか思えない退屈極まりない質問を、そうと自覚しているかどうかはしらないが日本のインタビュアーは平気で投げかける。欧米のインタビューにみられるような、作品そのものに対する真摯な質問はほとんどない。
たとえば、日本で目にする酷いインタビューの典型例はおおよそ以下のようなものだ。
「まず日本の印象を聞かせてください」
「日本の俳優をどう思いますか?」
「好きな日本映画はありますか?」
「撮影中のエピソードなどありましたらお聞かせください」
「主演を演じた俳優について聞かせてください」
「次回作の予定は?」
「最後に日本のファンへのメッセージをお願いします」
かなり前に、日本版のマルホランド・ドライブを観たのだが、そこに収録されていた日本人によるD・リンチへのインタビューも言うに及ばずとても酷いものだった。
日本にまともなインタビュアーが育っていないという話は以前から指摘されているが、実をいうと、僕はいままでそのことをあまり意識してこなかった。
しかし、どうやらそれは本当のことだったようだ。
インタビュアーの不在は何も映画の世界に限った話ではない。スポーツの世界でも同様だ。野球やサッカーはもちろんのこと、相撲や、果てはオリンピックに至るまで、もし自分がインタビューされる立場だったら「あんたたち一体何がききたいの?」と怒りだしてしまうのではと思うようなお粗末なインタビューに出会うことはしばしばである。
もちろん、日本にもまともなインタビューが出来る人はたくさんいるのだろうが、そういう人たちによるまともなインタビューが、TVなどの媒体に普段あまり乗らないのは何故なのだろう。
たかがインタビューだろ、と言われればそれまでだが、それにしても、もう少しプロ意識を持って「つまらないことは絶対にきかないぞ」というくらいの気持ちを持って臨んでほしいものだ。おざなりな質問は相手に対して失礼だ。
というわけで、見るに堪えない酷いインタビューをコレクターズエディションと称して収録し、値を吊り上げるのだけはやめてもらいたいと思う今日この頃なのだ。
おわり。
主権国家として当然の軍事訓練の一環だそうです。経済制裁はこれまで通り、宣戦布告とみなすとのこと。ふざけんじゃねぇ。
このまま、舐められていて医院ですか。
とうとう。やってくれましたね。
今朝ネットニュースを見てぶったまげました。
ちなみに今朝読んだBBCの記事では「今後、日本では断固とした措置を求める強い世論に押されて政府が強攻策に出ざるを得なくなる可能性がある」などと分析されていました。結構冷静な論調でしたね。
一方、あちらさんでは軍部の暴走に対する歯止めがもはや効かなくなってきているとする情報もあるようですが、どこまで鵜呑みにしていいか疑問です。「あんまりいじめると、かつてABCD包囲網のせいで暴走せざるを得なくなった日本の二の舞になっちゃうぞ!」という脅しの可能性もありますし。
あるいは「お願い!アメリカさん。直接交渉させて!!」という断末魔の叫びかもしれませんし。
いずれにしろ、日本政府は正確な情報の収集と詳細な分析に全力をあげていただいて、あくまでもクールに対応していただきたいと思います。あちらさんも、もはや常套手段の瀬戸際外交が通用しなくなってきていることは重々承知でしょうし、このあと水面下でどのような接触をはかってくるか見ものだと思います。
国連はまぁどうせ、腰抜け的な判断を下すでしょうが。
あちらさんも、そのへんは折込済みでしょう。