MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

japanese nuclear plant is stuck in a crisis situation

2011年03月14日 21時25分18秒 | 雑感
こんなときに、みなが一番知りたいと思っている情報をほとんど流さない大手メディア。よほどの無能なのか、あるいは意図的に隠ぺいしているのか。

海外メディアによる「愚かな日本のメディア」という論評をみるまでもなく、日本のメディアはすでに終わっている。

いくら原発が日本のメディアではタブーだと言っても、ここまで知らん顔してていいのか?

危機的な状況に陥れば陥るほどどんどん沈黙してゆく我が国のメディア。

海外から得られる情報のほうが圧倒的に詳しいというこの状況。

どうにかしてくれ。

http://www.nytimes.com/2011/03/14/world/asia/japan-fukushima-nuclear-reactor.html?pagewanted=1&_r=2&emc=na

http://en.wikipedia.org/wiki/Fukushima_I_Nuclear_Power_Plant

http://agora-web.jp/archives/1278935.html
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2 コメント

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読みました。 (おさぼりフロイト)
2011-03-16 18:07:17
同僚の多くが福島に行っております。

被爆は覚悟のようです。


今日は仕事になりません。

スタジオも埋まりっぱなしで、私の仕事は後回しです。


率直に述べさせていただきます。



New York Timesの記事、読みました。ずいぶん詳しいですね。ただ、ペンタゴンのofficialや原発のスペシャリストによると、というところで、誰が言ったのか正確さが不足しています。記者本人が見たもの、確認したものではないですね。スペシャリストはどの程度の人なのか?もわからない。ペンタゴンの測定によると、とありますが、米軍の誰が測定したものでしょうか?公式見解として発表されたものではなさそうです。結果的に正しかったかもしれませんが・・・。


大体報道は72時間以内の大間違いは、許される傾向にあるかも。取材不足ということで、記者の責任にはなりますけどね。


報道は早さが勝負ですが、早いは早いなりに、情報がかなりいい加減な部分があります。CNNが良い例です。誰が一流と言ったか知りませんが・・・。多分CNNは、記事が間違っていることに罰則や恥の意識がないのでは?




原発事故の科学的根拠については、報道記事よりも学会誌が参考になりますが、さすがNew York Timesの記者はまとめるのがうまいですね。一般人は、膨大な資料を読んでも、なんのことやらさっぱり?という時、あの記事は役に立ちます。

ところで、早い時期から、「尋常ではない事故」ということを知っていた人は多いのでは?

燃料がむき出しになるということがどんなに危険なことか、放射線は漏れてるだろうこと・・・、地球規模で汚染してしまったこと・・・すべて解っていたのではないでしょうか?



確かに日本のメディアにはう~ん・・と思うところがあったことは確か。


何度も何度も同じ映像を流し、被災者を映し・・・・。

いたずらに不安ばかりをあおった・・・。東京という被害が少なかった場所にも関わらず、スーパーで買占めに走る人たちを見るたびに思います。何度も繰り返される津波の映像に、多くの人が恐れをなし、物資の買占めに走る・・・なんのためのパニックだろう?と思います。


もっと有益な情報を流してくれ、と思いました。



スポーツ紙まがいの新聞の大見出しで、「無能政府」みたいなことが書いてありましたが、無能は無能かもしれませんが、「無知」の記者たちには言われたくないですね。


多くの知識人は、メディア・リテラシーを持ち合わせているはずですので、心配ないですが、持っていない人にとっては報道はすべてですから、ちゃんと知識を与える必要があるのかもしれません。そして、教えなければいけないので、ニュースを正確に伝える必要があります。




wikipediaは信頼性に欠けるソース。ある意味、チェーンメールと同じ要素があるし、誰もが書き換えられるという「恐ろしい」特性のため、私は取材の参考にはしますが、信頼性に欠ける情報として認識しています。WikipediaのReferenceは重視しています。


この手の情報は早ければ意味があるというものではないと私は思う。記事は、書く人の主観に大いに左右されます。特にアメリカは、ジャーナリズムは「個人的主観」によるものが多く、それが認められているところですよね。

しかし、彼らにも絶対に書けないことがあります。「何を書くのか」は、能力によるものではなく、「何を書いてよいのか」によるものが多いというのが私の見解です。メディア以外の人が原子力やCNNの報道のいい加減さについてもわからないのは理解できます。CNNは、その主観的意見が嘘でも何でもコントロールされているように見えることが素晴らしいと思います。それに対して、「客観的な正しさ」を追求すると、もたついてみえるし、、事の重大さや問題が見えにくい。


やっぱりそういうことを考えると、BBCはやりすぎてない。言いすぎてない。


うちの報道の人が知っていて、言わないことはたくさんあります。


最近聞きましたが、酒鬼薔薇が殺人犯じゃないって、一部記者の間では周知の事実らしい。この場合は隠ぺいかね?でも、にわかにはそんなこと信じがたい。


難しいところです。


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コメントありがとうございます (kazu-n)
2011-03-16 22:26:45
詳細な分析、大変参考になりました。

>wikipediaは信頼性に欠けるソース
おっしゃる通りだと思います。
エントリー内でwikipediaのコンテンツを張り付けることには僕自身かなり抵抗がありました。しかし、ああいう内容の情報が日本のどの報道でも一切出て来ておらず、敢えて張り付けてみた次第です。

また、CNNの報道について、ニュースソースや情報の確度が明らかでなく、個人の主観が報道内容に反映されてしまっているという指摘はなるほどなと思いました。そういうことは素人にはなかなか分からない点だと思いました。

それにしても、フロイトさんも指摘しているように、確かに日本のメディアにはう~ん・・と思うところがたくさんあったと思います。

キャスター連中は、本当に通り一遍のことしか言わない。みててイライラする。

そもそも、日本のメディアでは、国是である原発に対して批判的な報道ができないという体質的な問題が以前から指摘されていました。今回の地震においても、せっかく東電や経産省の会見をやっていても厳しい質問がはじまると、急に避難所からの映像に切り替えられてしまったり、まるで意図的に原発報道を避けているのではないかと勘繰りたくなるシーンが何度もありました(もちろん単なる気のせいかもしれませんが)。

あるいは、実際の政府、東電の会見では本質的なことが全然分からなかったけれども、外国人記者クラブが開催した、専門家による解説(ネット配信されていました)は大変ロジカルで分かりやすかった。

そういうのって、結局“隣の芝生”ってことなんでしょうか。
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